過去ログ - 【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」春雨「その26です!」【安価】
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406: ◆8XyqeMzH7M[saga]
2016/11/12(土) 00:47:20.58 ID:TY/5fsgt0
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いつもの喫茶店

「……そういうことだったのか!」

ショタ提督「はい……あいつは、艦娘を道具としか見ていない……所謂ブラック提督に属する人です」

「そうと知っていれば、資材は渡さなかったんだけどなぁ……」

ショタ提督「……いえ、あいつの両親は大本営に顔が効く立場なんです。下手に反抗すれば、そのまま……」

「うわっ、マジか……となると、俺はどのみち資材を渡す羽目になってたのか……」

ショタ提督「………」

“前は”出会わなかった人。

あいつの行動が変わったが故に……知り合えた人。

同業者とも言える彼なら……いざという時、協力してもらえるかもしれない。

打算的な付き合い方になってしまうけれど……皆を守る為には、後ろめたさを感じている場合じゃない。

ショタ提督「……もしそのようなことがあれば、僕に連絡を下さい」

「……え?」

ショタ提督「幸い、僕は元帥にいつでも連絡出来ます。それで、あいつの脅しを真正面から切り裂くくらいなら……」

「げ、元帥と知り合いなのか!?お、おいおい……さっきのコネの話より衝撃的なんだけど……」

ショタ提督「………」

「……ごめん。1回だけ頼ることになりそう。きっと、そいつは……俺にまた、資材を要求してくるだろうから……」

ショタ提督「……分かりました。その時は、僕の名前を出して下さい。すぐに引くと思いますから」

「……ありがとな」

ショタ提督「……いえ」

……これも“前世”との差異。

ただ……これは、良い方向に動くかもしれない……嬉しい誤算。

あいつから、資材を取られなかったからこそ……巡り合えた、偶然。

「あ、そういえば俺……まだ名乗ってなかったな」


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