過去ログ - 理樹「次に目を開けると深夜を徘徊する老人となっていた」
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2:名無しNIPPER[saga]
2016/10/23(日) 21:10:32.11 ID:91/sq7P+0


食堂

恭介「もうすっかり秋だな」

理樹(全員の食事が片付き始めた頃、恭介が全員に聞こえるように言った。こういう時は何かを始める前兆だ)

謙吾「ふっ、何をするつもりだ?言っておくが今の俺は骨折も治って万全の状態だぞっ」

恭介「ああ、今回は謙吾に限らず全員が協力し会わなければ達成出来ないミッションを考えた」

クド「わふー!そう言われると緊張してきましたっ」

理樹(確かにこういうことは修学旅行が終わってからあまりやってこなかったので謙吾じゃないけど胸がワクワクしてきた)

恭介「そう堅くならなくていい。今回はどっちかって言うとちょっとした催しって感じだからな」

真人「もったいぶらず早く言えよっ」

恭介「よしでは……サンマを焼こう。作戦名、オペレーション七輪バスターズ!!」

「「「……………」」」

理樹(全員がポカンとした)

恭介「七輪バスターズ!!」

理樹「いや聞こえてたよ!」

鈴「こいつは何を言ってるんだ?」

真人「シチリン……?シチリンってなんだ?」

西園「七輪とは調理用の炉です。主に木炭などを使って魚や餅を焼いたりしますね」

真人「えっ、てことはまた何か食べるのか!?」

恭介「だから言ったろ、それでサンマを焼くんだよ。美味いぞ炭火でじっくり焼いたサンマは……」

葉留佳「じ、じゅるり……!」

理樹(恭介の突飛な提案は全員で紐解いてやっと理解された。なるほど、そういうことなら周りに迷惑もかからないだろうし良いかもしれない)

来ヶ谷「なかなか粋な提案だ。今日やるのか?」

恭介「ああ。放課後にやろう」

小毬「えへへ〜なんだか楽しみになってきたねぇ」

理樹(そして1人も不満を持つ者がいない事を確かめると恭介は高らかとこう宣言した)

恭介「ようし…ミッションスタートだ!!」


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