過去ログ - 理樹「次に目を開けると深夜を徘徊する老人となっていた」
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28:名無しNIPPER[saga]
2016/10/28(金) 21:56:33.12 ID:zrSxdLSZ0


公園前

恭介「ハァ……ハァ……いったいどこへ行っちまったんだ!?」

恭介「ああ、ちくしょう。やっぱり結論を急ぎすぎたか?」

理樹「…………………………」

恭介「あっ……!」




公園

理樹「………うぐっ…………っつぅ………」

理樹(足はボロボロ、息も絶え絶え。少し走っただけでこれだ。たとえ同じ条件だったとしても昨日までの僕ならこんな物じゃなかったはずだ)

理樹(だけどパニックを起こせない程疲労したお陰でゆっくりと、何時間もかけて事態を飲み込むことが出来た。……そうか、もうそんなに経ってしまったのか)

恭介「爺ちゃん!」

理樹「ああ……恭介か」

理樹(本当の彼でないことは分かっている。だけど、その名前を呼ぶだけで少し元気が出た。まるで恭介が本当に隣にいるようで)

恭介「悪かった……あんたの気も考えないで一気にベラベラと喋りすぎたよ。ほら、靴も持ってきたぜ。とりあえずこれを履いて……」

理樹「……ねえ恭介……僕、さっき鈴と一緒に秋刀魚を買いに行ったんだ」

恭介「……それは……」


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