過去ログ - 理樹「次に目を開けると深夜を徘徊する老人となっていた」
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42:名無しNIPPER[saga]
2016/11/03(木) 23:08:54.76 ID:LHqQA6bo0
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ガチャン

理樹「……………」

理樹(慣れというものはどんなケースでも起こりうる物らしい。僕の場合、親愛なる友人がいなくなることもそうだった)

理樹(きっと途中から頭の中でここは現実じゃないと決めつけたんだろう。確証こそないがそうやって気構えたんだ。防衛本能が働いた結果だろう)

恭介「……お疲れさん」

理樹「ああ………うん」

恭介「結局、まだ会える望みがあるのは来ヶ谷って人だけか」

理樹(会える望み……来ヶ谷さんに至ってはそれもどうなんだか怪しい。現に電話番号が使われていないって言うんだからどうやって会えるんだろう。唯一、女の子の中で苗字が変わっていないのも彼女だけだったが……最後までミステリアスな人で終わるつもりだろうか?あの人そういうの好きだからな)

恭介「……疲れただろもう寝た方がいいぜ」

理樹「うん。そうするよ……」

理樹(時計は19時を指していた。寝るにはまだ早いが、この1日で頭を使いすぎた。それに老人は既に寝る時間なのだ)

恭介「明日はどうする?」

理樹「そうだな……明日考えるよ」

恭介「分かった。おやすみ」

理樹「………おやすみなさい」

理樹(今の僕の願いは、次に起きると1人用のベッドでなく、二段ベッドの1段目に寝ていることだ)


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