過去ログ - ブラックジャック ✕ デレマス カルテ:02 神様の贈り物
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28:931 ◆qr046rLeWc[saga]
2016/10/24(月) 20:27:08.62 ID:YSScTlFq0

志希「――――さすが “天才外科医”クンは そこまで お見通しかー」

BJ( ……やはり素性を把握していたか )

志希「……あたしさ、むこういるときヒマだったんだ〜」

志希「課題出されてもすぐ済んじゃうし、研究やってたら“天才”って妬まれるし」

志希「そのうちどっかの教授に『成果を横取りされた』ってヤッカミつけられてさー」

志希「で、やる気無くして最後の年は専攻ほっぽって好きなことしてたワケ」

志希「そんなとき、周りがいう“天才”ってのを研究してみたくなったの。思いつく限りのアイデアで」

志希「いわゆる“変わり種”、癖があったり、ちょっとの環境の変化に弱かったりっていうヤツをさ」

BJ「奇特な天才の例は世の中にいくらでもある。サヴァン症候群なども そのひとつだ」

志希「そ。ちょっとした興味でさ、あたしの“天才の片鱗”を探ろうとしたのよ。あたし、癖とかいろいろ多いし」

志希「…で、結局突き止めちゃった。あたしの“持病”は、あたしの知性との間に“不思議な関係”を築いてるって事実をね」

志希「そこからは いろんな実験数値、テスト記録、体調、環境、欲求、気分、みーんな調査した」

志希「……そうしてひとつの仮説が生まれた」

志希「『病状の良悪で知能指数は変動し、悪化すれば“死ぬまで”維持される。逆に改善したら――」

BJ 「―― 君の知性は急速にマイナスへ進み始める」

志希「―― 完治すれば やがて常人の生活すら困難になる』」



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