過去ログ - 杏「気付いた日から、つまりごっこと呼ぶ日から」
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30: ◆TDuorh6/aM[saga]
2017/01/28(土) 16:47:58.06 ID:us93+V8EO



「あ、そうだそうだ。プロデューサーからもうオーディションの事聞いてる?」


「あーうんうん、オーディションね。だいじょーぶだよ?フレちゃん審査員ごっこよくしてるもん」


…ふーん、成る程ね。
そう言えば、まだ特に何かステージに立ってみたりオーディションを受けたりって話は聞いてないしこれが初めてなんだろーね。
そして、うん。
あのプロデューサーが少し心配してる理由が分かった気がする。


だからこそ、杏が頼られたんだろうし。
だからって、何が出来るわけでもないけど。


「まー役になり切れば大丈夫だよ。あとはほんとに緊張しない事かな」


「フレちゃんのフランス語図鑑に緊張の漢字はないよー?」


「そりゃフランス語なら漢字はないだろうね」


のんびり着替えながら、帰りの支度を済ませる。
帰って昨日のゲームの続きしたいからね。
今日はもうやる事はないし、セリフも大体頭に入ってるし。
特にアドリブいれられそうな場所もなかったし、こうなると後は自分の演技力次第。


そのままフレデリカちゃんと別れて、一度自分の部署の部屋に寄って帰宅の旨を告げた。
当のプロデューサーはカタカタとキーボードを叩くのに夢中で生返事しか返ってこなかったけど。
あー、ボーカルレッスンだけじゃなく、久し振りに自分の歌いたい歌を歌いたいな。
1カラでも寄ってから帰ろうか。


…ん、そうだ。
さっきフレデリカちゃんもこの後は帰るだけって言ってたし丁度いいじゃん。
そうと決まればサクッと行動。
カラオケいかない?ってラインを送れば杏が丁度事務所を出る頃に返信が来た。


『おっけー!どこいる?コイル?ソレノイド!』


『事務所出たとこで待ってるよ』




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