過去ログ - 杏「気付いた日から、つまりごっこと呼ぶ日から」
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32: ◆TDuorh6/aM[saga]
2017/01/28(土) 18:01:43.53 ID:us93+V8EO


あーやる事ない、暇。
休日、特にやる事もなくなって時間を持て余していた。
ゲームはクリアしちゃったし、今から発注しても届くの夜とかだしなぁ。
外に出てもやる事ないし、何しよ。


ちなみにオーディションは受かったよ。
演技力には自信があるからね。
フレデリカちゃんがどうだったかはまだ知らないけど。


あ、飴屋にでもいこうかな。
折角時間があるんだし、ちゃんとしたお店の飴を買うのも悪くないかもしれない。
そうと決まればパパッと着替えて外へ。
てくてく歩いて電車に乗って、中野へゴー。
あっという間…じゃないけど目的の飴屋。


店の外まで甘い匂いがするね。
うんうん、ここなら杏の求める飴が見つかりそうだよ。
ガラス張りの壁に沢山の飴の小袋が掛けられててオシャレだし。
飴を作ってるところを見るのも楽しそうだね。


「…多過ぎて迷うね。ここからここまで全部って言ってみたいよ」


「印税だけで生活できるくらい売れれば、一つずつならいけるんじゃないか?」


「ん?お、フレデリカちゃんのプロデューサーじゃん」


飴を眺めていったりきたりしていた杏に話しかけて来たのは、あのプロデューサーだった。
珍しい事もあるもんだね、こんな場所で会うなんて。
普段のスーツ姿とは違って、どこにでもいそうな休日のお父さんみたいな服装で。
いっちゃあれだけど、まぁオシャレではないね。
杏も人の事言える格好じゃないし、誰かに会う予定がなかったんだろうから問題ないけど。




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