過去ログ - 神谷奈緒「分かってる。これも営業の一環なんだろ?」
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12: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2016/10/26(水) 03:39:02.57 ID:AArqfKRy0

「……お待たせ、Pさん」

 そう言って奈緒が、先ほどよりもはるかに恥ずかしそうに、照れくさそうにはにかむ。

「……どうかな? これなら今度の仕事、上手く行きそう?」

「ああ……バッチリだ」


 ――……そこには、特徴的だったふわふわの髪をすっかり短くした、
 別人のように見違えた神谷奈緒の姿があった。


「それなら、きっと監督もオーケーを出すよ」

「へ、へへ……そう? そうかな?」

 今回の奈緒の仕事は、ベテラン監督が撮る新作映画の主演という大役。
 それも監督本人から奈緒を主演にしたいという、熱烈なラブコールによるものだった。

 しかし、喜び勇んで向かった打ち合わせ先において、監督の描いていたイメージに合わせるために、
 役作りを兼ねて髪を短くする必要があるという話が飛び出した……と、言うワケだったのだが。

「いやー! ここまで短くするのなんて、ホント久しぶりだったからさー! 
 直前まで不安で不安で、しょうがなかったけど……Pさんがバッチリって言うなら、バッチリだよなっ! うんうん!」


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