過去ログ - 神谷奈緒「分かってる。これも営業の一環なんだろ?」
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2: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2016/10/26(水) 03:16:38.53 ID:AArqfKRy0

「……奈緒」

 思わず俺が名前を呼ぶと、奈緒はジャケットのポケットに両手を突っ込んだまま、
 俺の向けた視線から逃れるように顔を背けた。

「けど、今ならまだ断れる! 引き返すのも、別のやり方を考えることだって――」

「いーや……駄目だ、Pさん」

 懇願するように言う俺の言葉を遮って、奈緒が静かに、けれども確固たる決意を秘めた声で言った。

 それから彼女は、小さな子を諭すような、柔らかな口調で言葉を続ける。


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