過去ログ - 神谷奈緒「分かってる。これも営業の一環なんだろ?」
↓
1-
覧
板
20
4
:
◆Xz5sQ/W/66
[saga]
2016/10/26(水) 03:23:00.44 ID:AArqfKRy0
「……すまない」
「別に……Pさんのせいじゃない」
「いや、完全に俺の力不足だ。もっとハッキリ断ることだって、できたはずなんだ!
なのに、俺は、俺は……奈緒の優しさに、つい、甘えて……」
そう、もっとやりようは……方法は、いくらでもあったハズなんだ。
うつむき、奈緒に頭を下げる俺の脳裏に、つい先日に行った、打ち合わせの場面が蘇る。
===
「確かに、君のところの奈緒ちゃんは何も悪くない」
奈緒を連れて向かった営業先で、相手方に言われたあの台詞。
「でもねぇ、こっちからお願いしておいてなんだけど、
今のままの彼女じゃあちょっと難しい、厳しいかなーって、僕はそう思うワケ」
「……と、言いますと?」
「言われなくたって分かるでしょ? 君だってこの業界で仕事してるんだ。
いくらアイドルとはいえ、引き受ける仕事の為には……時に、こういうことも必要だってこと」
俺と一緒のソファに座り、「Pさん……」と不安そうな顔をする奈緒に、
あの時、俺は何と答えていいか分からなかった。
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
24Res/13.33 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - 神谷奈緒「分かってる。これも営業の一環なんだろ?」 -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1477419286/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice