過去ログ - 魔女「ハッピーハロウィン・オーバーナイト」
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13: ◆Jiax/7r6DNu8[saga]
2016/10/26(水) 22:50:42.73 ID:nHt9fow6o

月に手を伸ばした。
もちろんつかめる訳はない。

男(そう言えば今日って。十月の終わりだから、確か……)
以下略



14: ◆Jiax/7r6DNu8[saga]
2016/10/26(水) 22:51:20.35 ID:nHt9fow6o



輝く月に照らされていたのは黒い三角帽に黒いマント。
傍らには背丈ほどもある箒。
以下略



15: ◆Jiax/7r6DNu8[saga]
2016/10/26(水) 22:52:28.19 ID:nHt9fow6o


男「……」

ライトブルーに爛々と輝く瞳が、唖然としていた僕をとらえる。
以下略



16: ◆Jiax/7r6DNu8[saga]
2016/10/26(水) 22:53:51.67 ID:nHt9fow6o

魔女「突然の無礼を詫びる」

男「い、いえ」

以下略



17: ◆Jiax/7r6DNu8[saga]
2016/10/26(水) 22:55:16.50 ID:nHt9fow6o

格好はまさに魔女。非常に整った顔立ちをしていて、印象的な瞳の色をしていた。
腰近くにまで伸びている長い髪に、ウェーブがゆるやかにかかっている。
年のころはどうだろう。他人の年齢を当てることはあまり得意ではないが、まだ十代と言っても通用するのではないだろうか。

以下略



18: ◆Jiax/7r6DNu8[saga]
2016/10/26(水) 22:57:28.03 ID:nHt9fow6o

魔女「私は……」

魔女「私は、魔女だ。……偉大な魔女だ」

以下略



19: ◆Jiax/7r6DNu8[saga]
2016/10/26(水) 22:59:09.56 ID:nHt9fow6o

男(えーと)

男(本気で言っているのかな?)

以下略



20: ◆Jiax/7r6DNu8[saga]
2016/10/26(水) 22:59:59.63 ID:nHt9fow6o

男「なるほどね」ボソ

男(この子は演じて、なりきっているわけだ。『異世界から来た魔女』に)

以下略



21: ◆Jiax/7r6DNu8[saga]
2016/10/26(水) 23:01:08.47 ID:nHt9fow6o

男(結構値が張りそうだな……けど)

男「とは言え、この時期ですし。その格好は寒くないですか?」

以下略



22: ◆Jiax/7r6DNu8[saga]
2016/10/26(水) 23:02:20.27 ID:nHt9fow6o

おそるおそる、といった様子で。

魔女「……!」

以下略



23: ◆Jiax/7r6DNu8[saga]
2016/10/26(水) 23:02:59.31 ID:nHt9fow6o

魔女「ありがとう。素晴らしいものであったぞ」

見る間に飲みきると、彼女は満足げに頷く。

以下略



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