過去ログ - 魔女「ハッピーハロウィン・オーバーナイト」
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136: ◆Jiax/7r6DNu8[saga]
2016/10/29(土) 16:57:30.80 ID:DVa9p2REo

魔女「魔法の最大の利点は、その手段や過程に通常では不可能に近いものを選択できるということだ」

魔女「しかし、魔法は心のあり方が強い影響を及ぼす」

以下略



137: ◆Jiax/7r6DNu8[saga]
2016/10/29(土) 16:58:49.34 ID:DVa9p2REo

魔女「キミは使ってみたい魔法などあるのか?」

男「使ってみたい魔法……そうですね、何だろう。空を飛んでみたいかな」

以下略



138: ◆Jiax/7r6DNu8[saga]
2016/10/29(土) 17:00:03.89 ID:DVa9p2REo

男「転移魔法?」

魔女「ああ。今いる場所から、思い描いた場所にすぐに移動できる魔法だ」

以下略



139: ◆Jiax/7r6DNu8[saga]
2016/10/29(土) 17:01:31.69 ID:DVa9p2REo

魔女「転移魔法は、今ある魔法の中でも特別に難易度が高いんだ」

魔女「高度な技術を持っている者、あるいはそうした者の補助がなくては非常に行使が難しい」

以下略



140: ◆Jiax/7r6DNu8[saga]
2016/10/29(土) 17:03:22.32 ID:DVa9p2REo

魔女「あ……」

彼女がしまった、という顔をしたのを見て、質問を間違えたことに気がついた。

以下略



141: ◆Jiax/7r6DNu8[saga]
2016/10/29(土) 17:04:13.67 ID:DVa9p2REo

慌てて場の空気を変える話題を考えたが、こんなときに限って全然思い浮かばない。

男「楽しいからついつい飲みすぎてしまいました。……ちょっと、席外しますね、すいません」

以下略



142: ◆Jiax/7r6DNu8[saga]
2016/10/29(土) 17:05:54.98 ID:DVa9p2REo

化粧室

男「……」

以下略



143: ◆Jiax/7r6DNu8[saga]
2016/10/29(土) 17:07:39.89 ID:DVa9p2REo

魔女の仮装。
もちろんそんなことは理解している。

ただ、彼女の話の中に見つけた小さなほころび。
以下略



144: ◆Jiax/7r6DNu8[saga]
2016/10/29(土) 17:08:20.77 ID:DVa9p2REo

男「……戻るか」

ハロウィンが終わるまでにはまだ時間がある。

以下略



145: ◆Jiax/7r6DNu8[saga]
2016/10/29(土) 17:09:32.83 ID:DVa9p2REo

男「……あれ?」

戻ってみると席に彼女の姿がない。
辺りを見回すが、見つからなかった。
以下略



146: ◆Jiax/7r6DNu8[saga]
2016/10/29(土) 17:10:40.38 ID:DVa9p2REo

男(さっきの質問が良くなかった? まさか、そんなことで?)

そう思ったとき。
林檎酒のジョッキに彼女の顔が映った。
以下略



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