過去ログ - 魔女「ハッピーハロウィン・オーバーナイト」
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196: ◆Jiax/7r6DNu8[saga]
2016/10/31(月) 11:41:09.88 ID:IZEJSARdo

無造作にポケットに手を突っ込んだ。

男「……ん?」

以下略



197: ◆Jiax/7r6DNu8[saga]
2016/10/31(月) 11:43:20.57 ID:IZEJSARdo

男「カッコ悪いね……」

比べて金貨は良く出来ていた。おもちゃにしては随分と精巧な造りだな、と思った。

以下略



198: ◆Jiax/7r6DNu8[saga]
2016/10/31(月) 11:44:53.12 ID:IZEJSARdo

ゴロゴロゴロ

雷の音がする。

以下略



199: ◆Jiax/7r6DNu8[saga]
2016/10/31(月) 11:45:23.31 ID:IZEJSARdo

男(いやいや……)

すぐに打ち消す。
そんなことがある訳がない。
以下略



200: ◆Jiax/7r6DNu8[saga]
2016/10/31(月) 11:46:15.47 ID:IZEJSARdo

男「……」

男(想像力の働かせすぎだ、こんなのは)

以下略



201: ◆Jiax/7r6DNu8[saga]
2016/10/31(月) 11:48:41.17 ID:IZEJSARdo

ゴロゴロゴロ


先ほどまでの場所に彼女は見当たらない。
以下略



202: ◆Jiax/7r6DNu8[saga]
2016/10/31(月) 11:49:35.18 ID:IZEJSARdo

ゴロゴロゴロ

いない。見つからない。
特徴的な黒い三角帽に黒いマント。背丈ほどもある箒。
以下略



203: ◆Jiax/7r6DNu8[saga]
2016/10/31(月) 11:50:57.38 ID:IZEJSARdo

雷鳴が徐々に大きく聞こえてくる。

もしも、彼女を見つけるより先に、あの雷が落ちてしまえば。
もう二度と彼女には会えないような気がした。
以下略



204: ◆Jiax/7r6DNu8[saga]
2016/10/31(月) 11:58:41.89 ID:IZEJSARdo

男「……っ」

息が上がる。
自分がとんでもなく馬鹿なことをしているとは分かっている。
以下略



205: ◆Jiax/7r6DNu8[saga]
2016/10/31(月) 11:59:56.65 ID:IZEJSARdo

男「な……」

呼吸がし辛いほどの重い空気。風が吹き荒れ、木々は震え大きな音を立てている。
辺り一面に響く雷鳴。ぱちぱちと何かが弾けていた。
以下略



206: ◆Jiax/7r6DNu8[saga]
2016/10/31(月) 12:01:43.08 ID:IZEJSARdo

男(……本当に……彼女は……)

浮いている。間違いない。

以下略



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