151: ◆B/3uoJfB4Y[saga]
2016/11/02(水) 16:56:05.37 ID:mQNdtJZmo
(糸守高校 部室棟の一室)
三葉「こんなとこ勝手に入って大丈夫なんかな?」
ゼロ「問題ない、今はどの部活動も使用していない部屋だ。人気もないし、話を聞かれる心配もない」
三葉「(何でこの人うちの高校の事こんなに詳しいんやろ?)」
早耶香「先生とか来たりせんよね?入口の鍵壊してまうし、怒られるで・・・」
勅使河原「それより聞かせてもらおうか!ブリタニアを倒せる根拠ってやつを!」
ゼロ「倒しはしない」
勅使河原「はぁ?」
ゼロ「クロヴィスは文官とはいえエリア11の総督、奴の号令一つで国一つを潰せるほどの軍隊が動き出す。数少なく、おまけに武器も持たぬ我々がこれを倒すなど到底不可能だ」
早耶香「まぁ普通に考えたらそうやよね」
三葉「でもそれじゃ糸守が・・・」
勅使河原「話が違うやないか、ブリタニアから糸守を守れる根拠があるって言うから俺らはここまで」
ゼロ「慌てるな。要はこの町を守ればいいのだろう?別に倒さなくても守るだけなら可能だという事だ」
三葉「倒さずに、守る・・・」
勅使河原「どうやって」
ゼロ「ブリタニア軍の中に私の協力者が複数いる。その者達から得た情報を下に私の策を用いれば可能だ」
三葉「協力者って(本当に何者なんこの人)」
ゼロ「あちらの情報は私に筒抜けとなっている。昨日まで糸守に来ていた連中はクロヴィスお抱えの調査団、つまり非戦闘員だ
しかし今日町中をウロウロ歩き回っている連中、あれはクロヴィスが東京疎開より連れてきた正真正銘の戦闘部隊。その意味する事が分かるか?」
早耶香「調査はもう終わったから、この町を襲う為の下見をしてる」
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