過去ログ - 「すみません、脳みそまざっちゃいました。」
↓
1-
覧
板
20
22
:
◆9IiwWr6nW.
[saga]
2016/10/29(土) 00:22:35.37 ID:RnMnBMRJo
相当深く、長く切り込んだらしく、恐ろしい勢いで血が噴き出してくる
僕はと言えばあまりにも想定外で、一言も発さず、動かず、呆然としていた
「あー、大丈夫ですか?」
以下略
23
:
◆9IiwWr6nW.
[saga]
2016/10/29(土) 00:23:06.02 ID:RnMnBMRJo
一度、目をつぶった
次に目を開けた時には血が止まって、傷口が塞がっていますように
あわよくば、そもそも刺された事実がなかったらいいなあ
目を開ける、
以下略
24
:
◆9IiwWr6nW.
[saga]
2016/10/29(土) 00:36:08.98 ID:RnMnBMRJo
「すみません、怒ってます?」
「…いや、大丈夫、怒ってはない」
「いろいろ考えてみて、一番手っ取り早く実感がわくかなって思って
以下略
25
:
◆9IiwWr6nW.
[saga]
2016/10/29(土) 00:38:37.00 ID:RnMnBMRJo
結局その日は服を着替えて店を出た
曰く「死なないのを確認さえできればよかった」らしい
それならあんなショッキングな殺し方しなくても、とは思うが、口には出さなかった
次に会う約束と、連絡先を交換して、ミズキと別れた後、ホテルに帰って情報を整理した
以下略
26
:
◆9IiwWr6nW.
[saga]
2016/10/29(土) 00:46:56.06 ID:RnMnBMRJo
向こうはどうだか知らないけれど、少なくとも僕はミズキとしての記憶は知らないようにしている
プライバシー云々もそうだけれど、最初のフラッシュバックで覗き見た限り、ロクな記憶ではなさそうだった
そんなろくでもないものをみて自分で凹むくらいなら、見ない方がいいとさえ思ったから
恐らく向こうもそう思っていることを願う
以下略
27
:
◆9IiwWr6nW.
[saga]
2016/10/29(土) 00:55:14.74 ID:RnMnBMRJo
油断していた、なんだかんだであっさり死ぬと思っていたが、しぶとい
この一か月で手にしたものと言えば、ミズキとの微妙な友情関係くらいである
服も金もただ闇雲に減らしていくだけであった、今更バイトもぶっちゃけしたくない
以下略
28
:
◆9IiwWr6nW.
[saga]
2016/10/29(土) 00:57:50.37 ID:RnMnBMRJo
今日は短いですがこれで終わりですすみません
明日も同じくらいの時間に再開します
>>16
ありがとうございます、取り敢えず完結を祈ってください
以下略
29
:
名無しNIPPER
[sage]
2016/10/29(土) 02:13:33.50 ID:KtVfZ+bg0
生物と好物の中間をさまよってるカーズ様みたいになるのかな
30
:
◆9IiwWr6nW.
[saga]
2016/11/22(火) 22:49:12.11 ID:imaWAZC/0
ミズキは一人暮らしだった
一人暮らしの女子高生の家に無職の男が居候をする
正直拒否感も大きいが生きるためには仕方がなかった
以下略
31
:
◆9IiwWr6nW.
[saga]
2016/11/22(火) 22:49:42.38 ID:imaWAZC/0
壁の一面を埋める本棚にはCD、DVD、漫画に小説が何の規則性もなく置かれていて
その本棚の前に折りたたみ式のベッドがあって、向かいの壁にはテレビにスピーカー
蓄音機型のプレーヤーになぜかタイプライターと発泡スチロールでできたマネキンの首
壁には随分と古い刀とこれまた妙に古いモデルガンがかけられていた
窓側には何かが植えられているプランナーと、カビだらけで生き物が見えない水槽と何もいない虫かご
以下略
32
:
◆9IiwWr6nW.
[saga]
2016/11/22(火) 22:50:12.35 ID:imaWAZC/0
一緒に暮らすことで記憶にはない彼女の性格が見えるかとは思ったけども、そんなことはなかった
僕が起きる前に学校へ向かい、帰ってくれば風呂場で僕を殺しにかかる
必要以上のコミュニケーションはとらないし、とってくれない。
以下略
57Res/24.58 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - 「すみません、脳みそまざっちゃいました。」 -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1477577214/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice