過去ログ - 提督「潮がグリースサットル(5kg/\1,698)で手を洗う日常」
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11:名無しNIPPER[saga]
2016/10/28(金) 11:52:05.58 ID:fFAY6YgyO
潮はタオルで指先と腕をふき取ると、扉へ向かった。もう呼び鈴もノックも何も無かった。果たして扉を開けると誰もいなかった。

赤絨毯の回廊。無人無音。首を出してみても、何の気配もない。回廊はただまっすぐ延び、遠近法で狭まっていく先で暗がりに呑まれていた。

扉を閉める。潮は手首を回しながら指先を眺めた。努力の甲斐あって、恐ろしい程に白くてすべすべした質感であった。

潮は満足げに笑うと、ベッドに潜り込んだ。最近手に入れたお気に入りの抱き枕を抱く。やっぱりお気に入りのものは汚したくないですよねと潮は乙女にささやいた。

グリースサットル(5kg/\1,698)に落とせない汚れはないんだなと潮は思った。ありがとうグリースサットル(5kg/\1,698)。それと、さようなら、

ベッドでしばらく身じろぎする音がやむと、あとは上弦の月が笑う声だけ残る。それ以外は何も除くものがない全く静かな夜であった。


おわり


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