26:※実際のショップでは兵装は取り扱っておりません
2016/10/28(金) 21:48:06.03 ID:o23WypTq0
ある日、明石が言いました。
「さあさあ、これはどんな装甲も貫く魚雷だよ」
「こっちはどんな攻撃も防ぐバルジだよ」
すると、通りすがりの大淀が言いました。
「じゃあ、その魚雷でそのバルジを攻撃するとどうなるんですか?」
明石は一瞬言葉につまり、顔を真っ赤にして答えました。
「もうっ、どうしていつもそんな意地悪なことを言うの?
私だって、私だって好きでこんなことをやってるわけじゃないのっ。
気づいてよ。私…私…あなたのことがずっと好きだったのっ。
あなたに振り向いてほしくて、ずっと振り向いてほしくて
アイテム屋娘なんてやってたのに…どうしてそんなに意地悪なのっ」
大淀はふっと微笑むと、明石の頬を流れる涙を指で拭い
「馬鹿ですね。そんなことずっと前から気づいてましたよ。
でも、貴女が真剣なまなざしでアイテムを売っている姿を見て
とても言い出せなくて…ごめんなさい…」
「おねえちゃん…」
このことから、後世辻褄があわないことを「矛盾」と言うようになりました。
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