過去ログ - 古風な愛 【原著:星新一 ・ ごちうさ訳】
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4: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2016/10/29(土) 18:35:52.30 ID:MgkQzc3L0
その日は一緒に晩御飯を作った。
そのあいまに、チノちゃんは父について話した。
今は喫茶店とバーのマスターで、そとではクールな顔をしているけれど、家ではとてもやさしいんですと言った。




夕食の後は、一緒にお風呂に入って、チノちゃんの部屋で髪を乾かしてあげた。


「この街、とってもすてきだね。これから楽しく過ごせそう!」

「そうですか」

「これからいろんなことをしようね。もし街の外へ行きたかったら、私が連れて行ってあげるよ」


わたしはチノちゃんを抱きしめた。
彼女は、父の許しが出たらと答えた。
いい家庭における育ちのよさを感じさせる言葉だった。


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