40:名無しNIPPER[saga]
2016/11/01(火) 05:37:08.18 ID:JlYY4XAk0
「それともう一つ仕事があってだな。週末に地方ロケが入ったから、忘れないようにな」
「地方……ですか」
「そう遠くはないから大丈夫だぞ。俺も一緒に付いていくしな」
「それはそれで不安ですが……」
「何だと……生意気な事を言って……そういう事を言う娘にはおしおきせなば……」
そう言ってAは両手をわきわきと動かし、ありすに近付こうとする。
「や、止めて下さい! そういう事、さっきもうしないって言ったじゃないですか!!」
「おっと、すまん。忘れてた」
それに気がついたAは手を降ろして近付くのを止めた。
「とりあえず、そういう事だからな。頼むぞ、ありす」
「分かりました。言われた仕事はきちんとしますから、心配しなくても大丈夫です」
「……やっぱり、生意気だからおしおきを……」
「だから、止めて下さい!!!!」
相変わらずのAの軽率加減に辟易とするありすだった。
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