37: ◆zPnN5fOydI
2016/11/03(木) 18:28:37.99 ID:DO6U+PU70
「駆逐艦朝潮です! 勝負なら,いつでも受ける覚悟です!」
建造により,新しい朝潮が鎮守府にやってきた.辺りには,朝潮の元気な声が響き渡る.
「ようこそ朝潮,鎮守府へ.君を歓迎する」
「はい! 司令官のご命令であれば,何でも受ける覚悟です!」
「そうか・・・なら・・・」
提督は,隣に立っている荒潮を横目で見てから,声を発した.
「君の命は,鎮守府全体の命だ.とにかく生きろ.生きて,敵と戦え」
「はい!」
朝潮の元気な声がこだました.
「お姉さん,お部屋へ案内します」
「ありがとう,荒潮」
荒潮は朝潮の手を引き,部屋まで案内する.
見た目は同じ.中身も同じ.しかしそこには,記憶だけがない.
***
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