過去ログ - 工藤忍「飛び出し娘と一人の異星人」 -SS速報VIP

過去ログ - 工藤忍「飛び出し娘と一人の異星人」

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6: ◆8ozqV8dCI2[saga]
2016/10/30(日) 15:13:10.83 ID:ZOUFLRbt0
モバＰ「……よし、事務手続きはこれで終わり。今から忍はウチの正式なアイドルだ」

菜々「おめでとうございます、忍ちゃん！これから一緒に頑張りましょうね！」

忍「あ、ありがとう」

以下略

7: ◆8ozqV8dCI2[saga]
2016/10/30(日) 15:13:58.06 ID:ZOUFLRbt0
モバＰ（ところで、忍。今日はもうやることないけど、どうする？）

菜々「プロデューサーさん、心の声のままですよ」

忍（だったら、レッスン場とか見てきていい？）

以下略

8: ◆8ozqV8dCI2[saga]
2016/10/30(日) 15:14:56.42 ID:ZOUFLRbt0
レッスン場

忍「レッスン場、けっこう広いね」

菜々「他の事務所も一緒に使ってる場所ですからね。通っていれば、色んなアイドルの子と会えますよ」

以下略

9: ◆8ozqV8dCI2[saga]
2016/10/30(日) 15:16:10.60 ID:ZOUFLRbt0
夜　自室

忍（今日は色々あったけど、菜々ちゃんすごかったなあ）

忍(普段はどっちかというとほわっとした人なのに、音楽が流れた瞬間空気が引き締まってた)

以下略

10: ◆8ozqV8dCI2[saga]
2016/10/30(日) 15:17:01.42 ID:ZOUFLRbt0
忍(でもそれと同じくらいすごいと思ったのが、レッスンの後)

忍(本当はへとへとなはずなのに、まるで疲れを見せないで街を案内してくれた)

忍(その内容だって、人気のお店とかじゃなくて、安い八百屋さんとか安売りをするスーパーみたいな、一人暮らしを始めたアタシが今一番必要な情報だったし)

以下略

11: ◆8ozqV8dCI2[saga]
2016/10/30(日) 15:17:43.07 ID:ZOUFLRbt0
忍「……はぁ」

忍(たった一歳しか違わないのに、こんなに違う。あと一年で、アタシはあんなふうになれるのかな)

忍(っと、いけないいけない。弱気になっちゃダメだよね)

以下略

12: ◆8ozqV8dCI2[saga]
2016/10/30(日) 15:22:14.16 ID:ZOUFLRbt0
忍（その日の夜、夢を見た）

『やめときなよ』

忍（ああ、またこの夢だ）

以下略

13: ◆8ozqV8dCI2[saga]
2016/10/30(日) 15:23:39.56 ID:ZOUFLRbt0
忍（青森にいた頃、まわりの皆から口々に言われた忠告）

忍（彼らに悪意はない。むしろアタシのことを心配して言ってくれていた）

忍（夢に向かって歩こうとするアタシを止める声）

以下略

14: ◆8ozqV8dCI2[saga]
2016/10/30(日) 15:24:30.81 ID:ZOUFLRbt0
『なろうと思ってなれるものじゃないんだから』

忍（でも、なりたいと思わなきゃなれないでしょ）

『アイドルなら、もっと他の子の方が向いてるでしょ』

以下略

15: ◆8ozqV8dCI2[saga]
2016/10/30(日) 15:26:26.87 ID:ZOUFLRbt0
事務所

忍「おはようございます」

モバＰ「あれ、忍？こんな早朝にどうした？」

以下略

16: ◆8ozqV8dCI2[saga]
2016/10/30(日) 15:27:21.11 ID:ZOUFLRbt0
忍「というかプロデューサーさんはどうしたの？もしかして毎日こんな朝から事務所きてるの？」

モバＰ「そういうわけじゃないんだけどな。ちょっと今日はやりたいことがあって」

忍「やりたいこと？」

以下略

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