過去ログ - 文香「読書の秋ですね……」茜「ああ〜! 良いですね〜!」
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7: ◆WlH5kArGpE[sage]
2016/10/30(日) 18:41:08.54 ID:XjNUhixEo


文香「……そうしてメロスは自分の村を出発するのですが、先程の豪雨で川は氾濫し、唯一の橋も流されてしまっていたのです……」

茜「早速のピンチですか! メロスはどうしたんでしょうか!? 飛び込みましたか!?」タッタッタ……

文香「はい……メロスは百匹の大蛇のように波ののたうつ川に飛び込み、見事これを渡りきったのです……」

茜「くぅ〜! 流石メロスですね! 痺れます! 私も今から泳ぎたい気分です!」タッタッタ……

文香「しかし、川を渡り峠を登りきったメロスの前に……」

文香「……あの、茜さん」

茜「なんでしょうか!?」タッタッタ…

文香「重くはないでしょうか……?」

茜「いいえ! 文香ちゃんは軽いですね〜! このまま事務所まで背負って行きましょうか!」

文香「いえ、皆に見られるのは気恥ずかしいので……出来れば事務所の前で降ろしていただきたいです……」

茜「そうですか! わかりました!」タッタッタ…

文香「それにしても、茜さんが私を背負って走り、私が茜さんに本の話をするというのは、私にはない斬新な発想ですね……。確かにこれなら、2つの秋を同時に楽しむ事が出来ます……」

茜「成せば成る! 成さねば成らぬですよ文香ちゃん!」タッタッタ……

茜「さぁ文香ちゃん! 続きを聞かせてください! メロスの前に何が現れたんですか!? 怪獣ですか!? 宇宙人ですか!?」タッタッタ……

文香「いえ、メロスの前に現れたのは一隊の山賊で、実はこの山賊達は王から命を受けて………………」




終わり



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