過去ログ - モバP「旧姓、神谷奈緒」 -SS速報VIP

過去ログ - モバP「旧姓、神谷奈緒」

↓ 1- 覧 板 20

5: ◆XUWJiU1Fxs[sage]
2016/10/30(日) 23:16:02.92 ID:pQRXGhmDo

「奈緒、ありがとうな」

「急にどうしたんだよ？」

6: ◆XUWJiU1Fxs[sage]
2016/10/30(日) 23:17:14.94 ID:pQRXGhmDo

「ほら、お弁当」

「いつもサンキューな」

7: ◆XUWJiU1Fxs[sage]
2016/10/30(日) 23:17:59.41 ID:pQRXGhmDo

「フフフフーンフーンフフーン♪」

会議も恙無く終わり、やっておくべき仕事もあらかた片付けていたのでお土産を買って帰る。なんでも今の若い子たちの間ではちょっとしたブームらしい。きっと奈緒も喜ぶだろう。

以下略

8: ◆XUWJiU1Fxs[sage]
2016/10/30(日) 23:18:44.76 ID:pQRXGhmDo

「んん……寝ちゃってたのか」

俺の存在に気付いたのか、奈緒はゆっくりと顔を上げる。あっ、折角寝顔を見るチャンスだったのに。

以下略

9: ◆XUWJiU1Fxs[sage]
2016/10/30(日) 23:19:19.85 ID:pQRXGhmDo

「奈緒も腹減ってるだろ？　それに、いつも美味しいご飯作ってもらうだけじゃなくて掃除に洗濯にお疲れだと思って。ほら行こうぜ、こないだ担当アイドルがグルメリポートに言った店が気になってたんだ。奈緒も気にいると思うよ」

奈緒自身料理の楽しさに目覚めたみたいで毎日作っていたからなかなか誘えなかったが、これはちょうど良いタイミングだったのかもしれない。

以下略

10: ◆XUWJiU1Fxs[sage]
2016/10/30(日) 23:21:53.17 ID:pQRXGhmDo

　着替え終わる奈緒を車の中で待つ。流れてくるラジオのパーソナリティの声は、俺たちもよく知っているものだった。

「お待たせ」

以下略

11:名無しNIPPER[sage]
2016/10/30(日) 23:23:28.43 ID:U9wU1f3dO
支援

12: ◆XUWJiU1Fxs[sage]
2016/10/30(日) 23:23:41.40 ID:pQRXGhmDo

　聞いてしまった、禁断の質問。

「！」

以下略

13: ◆XUWJiU1Fxs[sage]
2016/10/30(日) 23:24:44.64 ID:pQRXGhmDo

「い、一回しか言わないからな！　後悔なんかあるわけないって！　あたしはあたしの意思でアンタの奥さんになるって決めたんだ！　凛が歌手を目指したように、加蓮が女優を目指したように、あたしはアンタにとっての1番の存在になるって誓ったんだ！」

「奈緒……」

以下略

14: ◆XUWJiU1Fxs[sage]
2016/10/30(日) 23:26:10.40 ID:pQRXGhmDo

「なぁ」

「ん？」

以下略

27Res/25.37 KB

↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20

このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。

VIPサービス増築中！
携帯うpろだ|隙間うpろだ