過去ログ - 花丸「おらの幼馴染がこんなにも可愛い」
↓
1-
覧
板
20
5
:
◆hxGgtPv0f.
[sage]
2016/11/02(水) 01:43:09.75 ID:KJmSVL5go
おや、善子ちゃんが私のことを怪訝そうに見つめ返してきた。
きっと「そんなに私の名前がうらやましいの?」と考えているのだろう。
花丸 (そうだよ、マルは大好きだよ、津島っていう苗字も、善子っていう名前も)
以下略
6
:
◆hxGgtPv0f.
[sage]
2016/11/02(水) 01:43:42.15 ID:KJmSVL5go
この微笑み……私に何を伝えているのだろうか。
まさか、
(私と結婚すれば憧れの津島姓になれるのよ)
以下略
7
:
◆hxGgtPv0f.
[sage]
2016/11/02(水) 01:44:47.84 ID:KJmSVL5go
すみれ色の瞳が、心配そうに揺らめいた。
きっと、
(怖がることはないよ、マイ・スイート・ハニー。
ヨハネと一緒に、堕天しましょ?)
以下略
8
:
◆hxGgtPv0f.
[sage]
2016/11/02(水) 01:46:02.61 ID:KJmSVL5go
善子ちゃんは、何かを察した様子で立ち上がり、カーテンを閉めた。
噫! これまでの遠回しなジェスチュアーに較ぶれば、今の動作は何と直截にして明白な情交への誘いであろうか。
早鐘のように鳴っていた私の心臓は、度重なる善子ちゃんの蠱惑の乱打に耐えかねて、今や割れんばかりである。
図書室での情事……歴史上、これほどまでに背徳的なシチュエーションがかつてあっただろうか。
9
:
◆hxGgtPv0f.
[sage]
2016/11/02(水) 01:47:29.90 ID:KJmSVL5go
除夜の鐘の音は煩悩の数を表すと言われているが、たとえ何百回鳴らされようと、私の内なる煩悩が滅却されることはないだろう。
しかし、それでよいのかもしれない。
祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。
無常ということは、何も無い事ではない。
以下略
10
:
◆hxGgtPv0f.
[sage]
2016/11/02(水) 01:48:50.43 ID:KJmSVL5go
花丸 (はじめてだから、優しくしてね)
善子 (ずら丸、まだ顔が火照ってるわね。もしかして熱でもあるのかしら)
アーム・ジョー!
以下略
11
:
◆hxGgtPv0f.
[sage]
2016/11/02(水) 01:49:22.57 ID:KJmSVL5go
そして私は、ためらう善子ちゃんの手をとって〔以下数字、検閲により削除〕
官能と愛欲の海の中で善子ちゃんと私は〔以下数字、検閲により削除〕
そしてついにエクスタシーがサンシャインして〔以下数行、検閲により削除〕
以下略
12
:
◆hxGgtPv0f.
[sage]
2016/11/02(水) 01:50:37.77 ID:KJmSVL5go
(以下、全文削除)
(注)全文削除という処置を採らざるを得なかった理由について、ルビィ氏は「国木田先生の次回作にご期待ください」とコメントしている。
以下略
13
:
◆hxGgtPv0f.
[sage]
2016/11/02(水) 01:51:26.00 ID:KJmSVL5go
――――――――
梨子 「ねえルビィちゃん、この続きは?」
ルビィ「編集者として責任をもって処分しました」
以下略
14
:
◆hxGgtPv0f.
[sage]
2016/11/02(水) 01:52:17.33 ID:KJmSVL5go
梨子 「あら、誤解を与えたならごめなさいね。別に私は怒っているわけじゃないのよ」
ルビィ「そうなんですか?」
梨子 「ただ純粋に、この甘美な新聞連載の続きが知りたいのよ」
以下略
15
:
◆hxGgtPv0f.
[sage]
2016/11/02(水) 01:53:41.93 ID:KJmSVL5go
梨子 「きっと国木田センセは、日本の同人誌文化に名を残す偉大な作家になるわ」
ルビィ「同人誌って、あっちじゃなくて、そっちの意味の同人誌ですよね」
梨子 「読み合いっこしましょう、その原稿」
以下略
28Res/13.96 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - 花丸「おらの幼馴染がこんなにも可愛い」 -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1478018130/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice