過去ログ - 花丸「おらの幼馴染がこんなにも可愛い」
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◆hxGgtPv0f.
[sage]
2016/11/02(水) 01:46:02.61 ID:KJmSVL5go
善子ちゃんは、何かを察した様子で立ち上がり、カーテンを閉めた。
噫! これまでの遠回しなジェスチュアーに較ぶれば、今の動作は何と直截にして明白な情交への誘いであろうか。
早鐘のように鳴っていた私の心臓は、度重なる善子ちゃんの蠱惑の乱打に耐えかねて、今や割れんばかりである。
図書室での情事……歴史上、これほどまでに背徳的なシチュエーションがかつてあっただろうか。
9
:
◆hxGgtPv0f.
[sage]
2016/11/02(水) 01:47:29.90 ID:KJmSVL5go
除夜の鐘の音は煩悩の数を表すと言われているが、たとえ何百回鳴らされようと、私の内なる煩悩が滅却されることはないだろう。
しかし、それでよいのかもしれない。
祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。
無常ということは、何も無い事ではない。
以下略
10
:
◆hxGgtPv0f.
[sage]
2016/11/02(水) 01:48:50.43 ID:KJmSVL5go
花丸 (はじめてだから、優しくしてね)
善子 (ずら丸、まだ顔が火照ってるわね。もしかして熱でもあるのかしら)
アーム・ジョー!
以下略
11
:
◆hxGgtPv0f.
[sage]
2016/11/02(水) 01:49:22.57 ID:KJmSVL5go
そして私は、ためらう善子ちゃんの手をとって〔以下数字、検閲により削除〕
官能と愛欲の海の中で善子ちゃんと私は〔以下数字、検閲により削除〕
そしてついにエクスタシーがサンシャインして〔以下数行、検閲により削除〕
以下略
12
:
◆hxGgtPv0f.
[sage]
2016/11/02(水) 01:50:37.77 ID:KJmSVL5go
(以下、全文削除)
(注)全文削除という処置を採らざるを得なかった理由について、ルビィ氏は「国木田先生の次回作にご期待ください」とコメントしている。
以下略
13
:
◆hxGgtPv0f.
[sage]
2016/11/02(水) 01:51:26.00 ID:KJmSVL5go
――――――――
梨子 「ねえルビィちゃん、この続きは?」
ルビィ「編集者として責任をもって処分しました」
以下略
14
:
◆hxGgtPv0f.
[sage]
2016/11/02(水) 01:52:17.33 ID:KJmSVL5go
梨子 「あら、誤解を与えたならごめなさいね。別に私は怒っているわけじゃないのよ」
ルビィ「そうなんですか?」
梨子 「ただ純粋に、この甘美な新聞連載の続きが知りたいのよ」
以下略
15
:
◆hxGgtPv0f.
[sage]
2016/11/02(水) 01:53:41.93 ID:KJmSVL5go
梨子 「きっと国木田センセは、日本の同人誌文化に名を残す偉大な作家になるわ」
ルビィ「同人誌って、あっちじゃなくて、そっちの意味の同人誌ですよね」
梨子 「読み合いっこしましょう、その原稿」
以下略
16
:
◆hxGgtPv0f.
[sage]
2016/11/02(水) 01:54:26.63 ID:KJmSVL5go
――――――――
善子 「花丸ちゃん!」
花丸 「善子ちゃん、テンパるとマルのことを昔の呼び方で呼んじゃう癖があるよね」
以下略
17
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◆hxGgtPv0f.
[sage]
2016/11/02(水) 01:55:00.76 ID:KJmSVL5go
善子 「いや、ルビィはあんたの彼女じゃないし、ルビィと私のあいだに修羅場なんてないから」
花丸 「まあそのへんは、フィクションということで、一つご勘弁ください」
善子 「フィクションって言えば聞こえはいいけど、要するにこれ、ぜんぶあんたの妄想でしょ」
以下略
18
:
◆hxGgtPv0f.
[sage]
2016/11/02(水) 01:55:54.20 ID:KJmSVL5go
花丸 「ふふふ、なかなか、思うようには伝わらないものだね」
善子 「何で嬉しそうなのよ」
花丸 「人と人のふれあいって、面白いなって思って」
以下略
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