144:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/27(日) 01:59:14.54 ID:0XoC4lYv0
どうやらこの岩山にはここの他に、いくつもの牢屋が存在し、たくさんのポケモンが捕まっているみたい。
自分がここに連れてこられる際に、その牢屋をいくつも見てきたというのです。
モウカザル「この牢屋から出る方法はないんですか・・・?」
タブンネ「あの扉以外に出口はないみたいです・・・。それに私は見た通り攻撃が得意ではないので・・・」
頑丈な鍵で閉ざされた扉が一つあるだけで、この牢屋にはほかに出口は見当たりません。
冷たい岩に囲まれた壁や天井もそう簡単には崩れそうには見えません。
モウカザル「あなたの他には誰もいないんですか・・・?」
タブンネ「いえ、私の他にもう一匹・・・ほら、あそこに」
物陰にひっそりと佇む影が見えます。
モウカザルが物陰をのぞき込むと、そこにも一匹のポケモンがいました。
「やぁん・・・?」
そのポケモンはゆっくりとした動きでこちらを見たかと思うと、どこを見るでもなく視線を戻しました。
タブンネ「彼はヤドランさんです。私と一緒にここに連れてこられました」
モウカザル「そうなんですか・・・」
ヤドランの独特の雰囲気に少し圧倒されそうになったとき、眠っていたエルレイドが目を覚ました声が聞こえました。
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