219:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/29(火) 04:12:28.36 ID:gxH+tFdA0
「・・・んん・・・。苦しいよ・・・」
「あら、目が覚めたかい?」
「・・・お母さん・・・?」
「そうだよ。強くなったね・・・ヒコ」
「そんなこと・・・」
ちょっと照れ笑いすると、頭の上に感じたことのある大きなぬくもりを感じました。
「もうお前も立派な戦士だな」
その声に心臓がはちきれそうになりました。
「お、お父さん・・・?!」
「はは、そんな幽霊を見るような目で見るなよ」
彼は今、自分が探し求めていた両親に挟まれていました。
夢なのでしょうか?
彼は思いっきり自分の頬を抓ります。
「痛っ・・・」
その光景に、お父さんもお母さんも大爆笑です。
「ヒコ!これは夢じゃないよ!」
「そうだぞ。ヒコ」
「お父さん・・・お母さん・・・僕・・・僕・・・!!」
涙が止まりませんでした。
もう、大丈夫。すべて、終わったのです―
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