25:pppp ◆1V4CaE0ZHE[sage]
2016/11/04(金) 04:44:28.30 ID:sE5+pmBg0
ヒコザル「んん・・・」
気が付くと、敷き詰められた藁の上に寝ていました。
よく見るとここは洞穴の中みたい。
外は雨が降っています。
ペンドラーたちに襲われて、それから自分はどうなったのだろう。
考えてもよくわかりません。
とにかく助かったようでした。
少しだけ安心すると、ぐーっとお腹の音がしました。
昨日の晩から何も食べていませんから当然です。
ヒコザル「おなかすいた・・・」
そうつぶやくと、バラバラっと頭上から木の実がたくさん振ってきました。
ヒコザル「き、木の実だ・・・!」
ヒコザルが見上げると、ずぶ濡れの大きなポケモンがそこに立っています。
最初は少し怖かったけど、どうやら襲ってくる気配はありません。
それに空腹にはかなわなかったみたい。
ヒコザル「食べても、いいの・・・?」
そう尋ねると、そのポケモンは少しうなずき、背を向け洞穴の入り口あたりに座り込みました。
気を使ってくれたのでしょうか。
ヒコザルは一心不乱に木の実にかじりつきました。
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