57:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/06(日) 13:07:59.32 ID:HGcxxDWk0
モウカザル「ありがとうキルリア」
キルリア「いいの、いいの!そんなことよりこのポケモン・・・ひどい怪我!」
バルジーナたちに襲われていたこのポケモン。
白い体毛が血で赤くなり、片目はつぶれ、頭の角も折れてしまっています。
キルリア「待ってて、今癒しの波動で治してあげる!」
キルリアの癒しの波動で、みるみる怪我が治っていきます。
しかし深く傷ついてつぶれた片目と、折れてしまった角は無理だったみたいです。
キルリア「血は止まったけど、目を覚ますかな?」
モウカザル「どうだろう・・・かなりひどくやられてたみたいだし・・・」
すると、倒れていたポケモンがゆっくりと目を開けました。
赤くて綺麗な目です。
キルリア「ああ!よかった!元気になった?!」
そのポケモンはキルリアとモウカザルの顔を交互に見ると、ふらつきながら立ち上がります。
モウカザル「む、無理しないほうが・・・」
キルリア「オボンの実食べる?!」
二匹の言葉を無視して、そのポケモンは背を向けて歩き出しました。
キルリア「あ、ちょっと待ってよ!!」
キルリアが駆け寄ろうとしたその時です。
そのポケモンが振り向き、恐ろしい咆哮をあげると、そのまま近くの崖を一っ跳びで飛び越えてどこかへ行ってしまいました。
キルリア「な、なにあのポケモン!せっかく助けてあげたのに!」
モウカザル「ま、まあいいじゃない・・・元気になったみたいだし」
キルリア「うーん・・・そうだね。じゃあそろそろママを探しに行こう!」
さあ、再びお母さん探しの始まりです。
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