59:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/06(日) 13:10:03.92 ID:HGcxxDWk0
モウカザル「ぎゃあああああああ!!!!」
キルリア「ひゃあああああああ!!!!」
突然のことにお互い抱き合い叫ぶ二匹。
「ホッホー、すまん、すまん。そんなに驚くとは思わんでな」
キルリア「ど、どこにいるの?!」
「ここだよ。お前さんら頭の上を見てごらん」
そう言われ、声のしたほうを見上げると、木の枝に一羽のポケモンがとまっています。
そのポケモンは首をくるくると動かしながらこちらを見下ろしていました。
キルリア「何?!ボクたちは食べてもおいしくないよ!!」
「オッホッホ!誰もお前さんらを取って食ったりせんよ」
そのポケモンは頭のてっぺんと顎がひっくり返った状態で笑い声をあげました。
キルリア「じゃあ何?!おじさん誰なの?!」
「わしはヨルノズク。この森で迷ったものの道案内をしておる」
頭をまたくるっと回し、普通の位置に戻しながらそのヨルノズクというポケモンが言いました。
ヨルノズク「どうやらお前さんらは迷子のようだからのぉ。オッホッホ」
キルリア「そ、そうなんだ。なあんだ!びっくりした!じゃあ早速教えて?北ってどっち?!」
ヨルノズク「まあまあ、落ち着きなされ。それより先にそちらの小僧を起こさなくてもよいのかのぉ?ホッホー」
キルリアが隣を見ると、モウカザルはすでに驚いたショックで気を失っていました。
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