過去ログ - P「三船さんがカマドウマになっちゃったァ!?」
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21: ◆7OTVCpDML1zF[saga]
2016/11/21(月) 11:18:51.83 ID:NxyUeTBG0
「...どうでした?」
千川ちひろの問いに対してプロデューサーは苦笑しながら首を横に振った。
「ダメですね!嫌われたかな、これは。」
「もう、そんな事言ってると本当に嫌われちゃいますよ。恥ずかしい衣装ばっか着せてるし!ぷんぷん!」
頬を膨らませながら呆れ顔で言うちひろを見て、この人は本当に三船さんと歳が近いのかなぁ、と失礼な事を考えながらプロデューサーは自分の携帯電話をもう一度眺めた。
「もしかすると体調を崩しているかもしれないですね。電話も取れないくらい。」
そう呟くと途端にちひろの顔が曇った。
「確かに有り得そうで怖いですね。そろそろ涼しくなってきたし。三船さんがいくら機嫌が悪いとしても電話を無視するのはあまり似合わない気が......」
確かにそうなのだ。
三船美優は感情の起伏にやや乏しく、表現する事が苦手故に感情による突発的な行動はあまり取らないイメージがある。
「まあ、そろそろ仁奈達を車で拾って届ける時間ですからね、このまま連絡が無いようなら帰りに寄ってみますよ。」
「お願いします。」
任せろって、と言いながらプロデューサーはドアを開けてる外に出た。
木枯らしが突如吹き、やはり寒くなったな、と肩を震わせながらプロデューサーは口笛を吹きつつ車へと向かった。


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