6:名無しNIPPER[sage saga]
2016/11/04(金) 17:53:55.50 ID:MnhhpV2E0
ちょこん
彼女は他に誰もいない店内の端っこの席に座った。いかにもA型って感じだ。
「お飲み物は何になさいますか?」
「あ……コーヒーにします!」
と言っていたので、遠慮なくコーヒーカップにコーヒーを注ぐ。ほんのりと苦味はあるが、まろやかで飲みやすい、特製のブレンドコーヒー。これなら彼女でも飲めるかな?
「お待たせいたしました。ごゆっくりどうぞ」
ケーキとコーヒーをテーブルの上に置く。
「えへへ……いただきます」
彼女は礼儀正しく手を合わせる。その仕草にはいちいち愛嬌があって、私は目が離せなくなっていた。
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