過去ログ - 暁「お酒は飲んでも飲まれるな!なんだからっ」
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26: ◆pxTJMwo04OvB[saga]
2016/11/04(金) 20:33:30.34 ID:aT++VI6mO

司令官「えぇと……茄子がある、ズッキーニにパプリカとベーコン……」ゴソゴソ

暁(お酒を飲ませてくれるって言ったのに、料理してる……)

以下略



27: ◆pxTJMwo04OvB[saga]
2016/11/04(金) 20:34:17.53 ID:aT++VI6mO
司令官「白があれば良かったんだけれど、普段は赤しか飲まないからさ。ただ、ロゼはあったから……これでかんべんな」

暁「?う、うん」

暁(ワイン……確かに、ワインって大人っぽいかも。しんししゅくじょ?の飲み物って感じがするし)
以下略



28: ◆pxTJMwo04OvB[saga]
2016/11/04(金) 20:34:58.49 ID:aT++VI6mO
司令官「さて。じゃあ、暁」スッ

暁(グラス……司令官と同じように持たなきゃ)スッ

司令官「――乾杯」
以下略



29: ◆pxTJMwo04OvB[saga]
2016/11/04(金) 20:35:32.53 ID:aT++VI6mO
司令官「待った」

暁「えっ?」ピタ

司令官「暁。先ずは本当にほんの一口。軽く口に含んで?」
以下略



30: ◆pxTJMwo04OvB[saga]
2016/11/04(金) 20:36:11.51 ID:aT++VI6mO
司令官「……どう?」

暁「よく、分からないけど……思ったよりは、飲み辛くなかった、かも……?」

暁(口の中に僅かに残ってる香は、不思議と嫌いじゃない)
以下略



31: ◆pxTJMwo04OvB[saga]
2016/11/04(金) 20:36:54.77 ID:aT++VI6mO
司令官「口の中チーズの味でいっぱいで、喉、乾かない?」

暁「少し……」

司令官「じゃあ……さっきと同じようにそのワイン。飲んでごらん」
以下略



32: ◆pxTJMwo04OvB[saga]
2016/11/04(金) 20:37:41.45 ID:aT++VI6mO
司令官「焦るなよ、暁。もう一口飲んだら、そうだね……次はこれを」スッ

暁「わ、分かったわ」コク

暁(ん――。……今度は正直、さっきみたく美味しいとは感じないような……違和感もまだあるし、飲めなくはないって感じで)
以下略



33: ◆pxTJMwo04OvB[saga]
2016/11/04(金) 20:38:29.51 ID:aT++VI6mO
暁「……!」

暁(今度は、香りがハッキリと分かるわ。まるで、口の中に薔薇が花開いたようで、さっぱりとしている)

暁(そして何よりも。塩気が、肉の味が流れる瞬間の違和感がたまらなくて、脳を犯すアルコールのふわふわが妙にやみつきになって)
以下略



34: ◆pxTJMwo04OvB[saga]
2016/11/04(金) 20:39:10.09 ID:aT++VI6mO
暁「し、司令官!飲めてる……暁、お酒が飲めてる!」パアァ

司令官「そうだね、暁。……ちゃんと飲めたじゃないか、良かったよ」

暁「うん……うんっ!」キラキラ
以下略



35: ◆pxTJMwo04OvB[saga]
2016/11/04(金) 20:39:56.39 ID:aT++VI6mO
二三三〇 鎮守府 司令官の部屋

暁「――ん……ぅ」

暁「……?ふえ……」モゾ
以下略



36: ◆pxTJMwo04OvB[saga]
2016/11/04(金) 20:40:48.79 ID:aT++VI6mO
司令官「暁、お前さんまだ風呂に入ってないだろ?取り敢えず入って来なよ」

暁「そうね……そうするわ」

司令官「何気に、もうすぐ日付も変わるからなぁ……。電達ももう寝る時間じゃないか?まぁ、暁は中途半端に寝たからすぐに寝れないかもだけど」
以下略



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