5: ◆RfwyoP3XQY
2016/11/05(土) 21:33:12.40 ID:IDxnsKvlo
事務所
P「長閑ですね」
ちひろ「そうですねぇ」
6: ◆RfwyoP3XQY
2016/11/05(土) 21:33:59.42 ID:IDxnsKvlo
P「そういえばちひろさん」
ちひろ「どうされましたか?」
P「仕事とは関係ない話なんですが……」
7: ◆RfwyoP3XQY
2016/11/05(土) 21:34:39.89 ID:IDxnsKvlo
ちひろ「それで…魔法でしたっけ」
P「魔法ですね」
ちひろ「まぁ、使える人もいるんじゃないですか」
8: ◆RfwyoP3XQY
2016/11/05(土) 21:35:08.60 ID:IDxnsKvlo
ちひろ「使える人がいたら…と言いましたけど私は使えないですね」
P「そうですよね」
ちひろ「えぇ。代わりに空を飛ぶには飛行機を。火を付けるにはライターを使うことにします」
9: ◆RfwyoP3XQY
2016/11/05(土) 21:36:19.46 ID:IDxnsKvlo
ちひろ「しかしどうしていきなり…?」
P「いえ、よくお話だと丁度いいタイミングで魔法使いが現れるなぁと思いまして」
ちひろ「アブラカタブラって奴ですね」
10: ◆RfwyoP3XQY
2016/11/05(土) 21:37:42.69 ID:IDxnsKvlo
ちひろ「しかし、シンデレラも序盤は結構可哀想ですよね」
P「そうですね」
ちひろ「あそこで魔法使いが現れなかったらどうなってたんでしょう」
11: ◆RfwyoP3XQY
2016/11/05(土) 21:41:40.83 ID:IDxnsKvlo
P「今思うと水戸黄門みたいですよね」
ちひろ「印籠とかはないですけど」
P「なんて言いますか、こう、前半は辛くて後半は快進撃みたいな」
12: ◆RfwyoP3XQY
2016/11/05(土) 21:44:04.23 ID:IDxnsKvlo
ちひろ「テッペンから見る景色ってどんな感じなんでしょうかね」
P「なんだかカッコいい言い方ですね」
ちひろ「いえ、そんなつもりは…ただ、どうなのかなぁと」
13: ◆RfwyoP3XQY
2016/11/05(土) 21:44:32.77 ID:IDxnsKvlo
P「女の子はいつだって乙女じゃないですか」
ちひろ「そうですね。菜々さんを見ているとそう思います」
ちひろ「いつだって、どこだってキラキラしたいんです」
14: ◆RfwyoP3XQY
2016/11/05(土) 21:45:28.42 ID:IDxnsKvlo
ちひろ「ふと思ったんですが」
P「どうしましたか?」
ちひろ「若く美しいシンデレラは王子様に見初められました」
15: ◆RfwyoP3XQY
2016/11/05(土) 21:45:57.02 ID:IDxnsKvlo
P(ここまで電話が鳴らないってのも中々良いもんだ…)
P「たまにはこういうこともやらないとバチが当たるよな」
P「えっと…ちひろさんはミルク入れるんだっけかな」
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