9:名無しのシンデレラ ◆vSqCWNhtWA[sage saga]
2016/11/06(日) 13:12:15.39 ID:VtlB194G0
〜最後の日〜
森久保「…それでは凛さん、お世話になりました。」
凛「乃々…もっといてもいいんだけどな…」
森久保「いえ、森久保にもアイドル活動がありますので…それに、寮の部屋も気になりますし…」
凛「そっか…そういえば病院には行ってきたんでしょ?先生はなんて言ってた。」
森久保「それがですね…」
凛「大丈夫だった?前より酷くなってるとか…」
森久保「あ、いえ…むしろ良くなってまして…もう大丈夫だそうです…」
凛「ふぅ…安心した。本当によかったよ。」
森久保「おかげさまで、森久保は健康になりました…凛さん、本当にありがとうございました。」
凛「お礼なんていいよ。半ば無理やりうちに連れてきちゃって、ほんとにそれでよかったのかなって思ってたんだ。」
森久保「そうですね…あの時は森久保もびっくりしました…」
凛「結果的になんとかなってほんと良かったよ。」
森久保「…凛さんは、駄目だったときのことは考えてなかったんですか…?」
凛「え…?でも治ったんだから大丈夫だったでしょ?」
森久保「えぇ…」
凛「冗談だよ。まぁ乃々はお仕事云々より環境を変える必要があったって思ったんだよ。」
森久保「…そうですね…こっちにきて一人暮らしをしていたので…久しぶりに家族と一緒にいれた気がします…」
凛「うん。そう言ってもらえて本当によかったよ。」
森久保「でもペット扱いだったんですよね…?」
凛「え、いやぁそんなつもりはないんだけどな…」
森久保「…目が泳いでますよ凛さん…まぁでも…ペットだって立派な家族の一員ですし…」
凛「うん。そうだよ。寂しくなったらいつでもおいで。ハナコ含めてみんな歓迎するからさ。」
森久保「…わかりました…その時はお言葉に甘えさせていただきますね…」
凛「うん。じゃあ乃々、また明日事務所でね?」
森久保「はい、お世話になりました…それでは…」
凛「うん、また明日。」
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