過去ログ - 櫻井桃華「この素晴らしき庶民文化探究を、街中で」
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17:☆4/11[saga]
2016/11/07(月) 00:09:08.20 ID:OuTR3hMn0

━━━10分後━━━
【The・ダイタイソー】



千秋「百均で商品を見物して、買い物をするだけだと思ったら……」

千秋「(嫌な予感が……)」

ゆかり「桃華さんっ、これから何が始まるんですかっ!?」キラキラ

千秋「(うわっ、この子すごいテンション上がってる……何で?)」

千秋「(さっきまで眠そうに目を擦ってたのに)」

時子「……で」

時子「目の前の台にある、ガラクタの山は何なの?」

桃華「ここは『ほぼ100円ショップ・The・ダイタイソー』ですわ♪」

桃華「時子さんが仰いましたように、これら100円商品の中に実は、稀に超高額な商品が混じっていましてよ」

千秋「この中に超高額商品………(あっ!)」

ゆかり「(あら?)」

時子「(……!)」

桃華「千秋さん。わたくし前回の活動の際、添加物たっぷりのジュースに驚愕する月曜日さんに対し、こう申しましたわ。覚えていまして?」

千秋「前回……」

桃華「出来栄えではなく『本物』というステータスに囚われ、その物の本質を見失う。断じて、あってはならない事………と」

千秋「ええ。偽物であっても、本物と変わらない価値がある………という話だったかしら」

桃華「その通りです」

桃華「製作者や難しい技術にこだわって、高品質や難易度の高い技術そのものが『価値』であると考えている人が多いのではないかと思いますの」

桃華「有名ブランド品であれ、貴金属であれ……」

桃華「しかし実際は違う。求める人がいなければ、いかに多機能でも綺麗でも由緒があっても、それは無用の長物同然なのです」

桃華「わたくしだって、そうですわ」

桃華「殿方が何を求めているのか、その欲求を満たすためにわたくしに何が求められているのか……常に思案しております」

千秋「(??)」

ゆかり「(ファンの話………でしょうか?)」

時子「(……?)」


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