過去ログ - 藍子「少女は戦乙女を目指す」
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8: ◆8dLnQgHb2qlg[sage saga]
2016/11/08(火) 09:19:41.10 ID:i56WKjGq0

「藍子ちゃん、本当にかっこよかったよ! 普段と全然雰囲気が違ってたね」

「夕美ちゃんもクールにできてたと思うよ。やっぱりお姉さんだから、大人っぽかったし」

「お疲れさまです。何を話してたんですか?」

 ドアを開けてありすちゃんが入ってきた。
 私達は今、収録スタジオの一室に居る。
 さっき収録を終えたところで、今はその確認中。

 修正する部分があればもう一度録り直して、それで今日は終了だ。

「藍子ちゃんがかっこよくて凄かったってことだよ」

「夕美ちゃんがクールで大人っぽかったってことかな?」

「そうでしたか……藍子さんは予想よりも強く出ていましたね」

「これは思いっきり歌ってもいいかなって思ったんだけど……ダメだったかな?」

 クールなイメージの曲だから、思いっきり歌うことにしていた。
 もしかして、やりすぎだったかな?

「許容範囲内だと思います。元々藍子さんがこういう曲も歌えることはわかっていましたから」

「そうかな? じゃあこの調子でいくね」

 かっこよく歌えないことはないけど、普段の歌い方と混ぜることは難しいというか。
 スイッチを切り替えるようなイメージだから。

「夕美さんはちょうどいいくらいでしたよ」

「本当? よかった〜。
 特訓の甲斐があったね♪」

 夕美ちゃんは本当に嬉しそうな様子だ。

「特訓ですか?」

「うん。大人っぽい雰囲気の練習をしたんだ」

「夕美ちゃんのプロデューサーさんの考えですけど。
 夕美ちゃんの髪をウィッグで長くして、服も変えて演技をしながら過ごしてみたり」

「こういう方向なら私らしくかっこよくなれるかなって思って」

「なるほど、それはいい考えです。
 設定に反映させることもありますから、思いついたことがあったら美波さんか私に言ってくださいね」



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