過去ログ - 安価とコンマで、昨今のアイドルブームに乗りたい【其の十二】
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35: ◆WavyZHXNoU[saga]
2016/11/09(水) 01:16:07.78 ID:ulHBQaST0

 〜お引っ越し!其の二〜

ミシェル「全室の鍵がちゃんとかかるのも確認したし、窓ガラスのロックの位置も上に取りつけてあって…お風呂場もちゃんと鍵がかかる…と」

ミシェル「貴重品入れの金庫も正常、玄関の外にセンサーで自動点灯するライトも取りつけて、砂利も敷き詰めて…洗濯物は外からは見えず中庭に面した方へ干せるようになってて…」

ミシェル「………うん、大体、これで大丈夫ですね!」

夢「ミー、気合い入ってるね…」

ミシェル「俺だけならまだしも、他の大勢と生活するんですし、まして皆さんアイドルなんですから防犯対策は万全にしておかないとダメですよ」

ミシェル「2階からの侵入を企てられないよう、外に足場となるものも極力置かないように配置できていますし…あとは…」

夢「いいから、いいから…。そういうのは今じゃなくてもできるでしょ? それよりも荷物運び入れるの手伝ってよ…」

ミシェル「でも皆さんが生活するわけで――」

夢「言っとくけどね、ミー! そんな調子で他の人にも色々と押しつけていくのダメだからね? 分かってるよね?」

ミシェル「え? 何でですか? 防犯意識っていうのはひとりひとりが――」

夢「窮屈でしょ、そんなことになったら!」

ミシェル「ええっ? 窮屈って…空き巣に入られるのとどっちがいいんですか?」

夢「精神すり減らすくらいなら空き巣の方がマシ」

ミシェル「そんな…」ガクッ



夢「――ふぅぅ〜……あとは整理するだけだ。ミー、手伝ってー」

ミシェル「はいはい、何します?」

夢「えっと…とりあえず、これ段ボール開けて、詰めてってもらえる? その段ボールが楽器関係のあれこれだから、そっちね。終わったら適当に開けておいて」

ミシェル「分かりました。どれどれ…うわ、楽譜とか、小さい機械とかがいっぱい…」

夢「バンドスコアとかチューナーとかメトロノームとかだね。そっちの方よろしく」

ミシェル「はーい。…これは、こっち…これとこれも…こうで…これは……」ゴソゴソ


ミシェル「よし、終わった。夢さ――」

ミシェル(あ、次のを開けておけばいいんだっけ。いちいち尋ねるのも煩わしいだろうし、ちゃっちゃとやっておこう。この箱かな)ゴソゴソ

ミシェル「これは中に何が入っ……………ん?」ヒョイ

パンティー『どうも、ピーチ・ジョンというメーカーです』

ミシェル(こ、これは…見なかったことにして、別の箱を――)

夢「ミー、終わったー?」ヒョコッ

ミシェル「ひゃあっ、あ、はははは、はいっ」バッ ←下着の箱閉めた

夢「じゃあ、今度はその隣の段ボールお願いね」

ミシェル「は、はい…。で、でもちょっと喉乾いたんでお水飲んできますね」スッ

 ポトッ…

夢「ん、ミー、何か落とし――これ、わたしの、下着………」

ミシェル「えっ?」

ミシェル(あ、しまった…! 段ボールに戻し忘れちゃって…!?)

夢「ミーの………変態大魔神――――――――ッ!!!」

ミシェル「ご、誤解で――ひでぶぅぅぅっ!?」ドサァッ

夢「ミーの変態! バカ! 防犯云々以前の変質者! 最低!」

ミシェル「違う…の、に…」

夢「もう自分でやるから手伝わなくていいですっ、出てって!」

 ポイッ ←つまみ出された

ミシェル「夢さーん、誤解なんですぅーっ!」


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