過去ログ - 山城「その声……もしかして、時雨なの……?」
↓
1-
覧
板
20
22
:
名無しNIPPER
[saga]
2016/11/14(月) 01:16:11.64 ID:5CF37Sx6o
再び自分の中の人間が目を覚ました時、自分の鳥の血に塗まみれ、あたりには鳥の羽が散らばっていた。
これが時雨の犬としての最初の経験であった。
それ以来今までにどんな所行をし続けて来たか、それは到底語りたくない。
ただ、一日の中に必ず数時間は、犬の心が現れてしまう。
その時以外は、こうして人の言葉も話せるし、複雑な思考もできる、なんだったら唄だって歌えるよ。
その人間の心で、犬としての僕の残虐な行いのあとを見て、僕の運命をふりかえる時が、最も情なく、恐しく、怖いんだ。
しかも、その、犬になる数時間も、日を経るに従って次第に長くなっていく。
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
40Res/22.63 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - 山城「その声……もしかして、時雨なの……?」 -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1478710039/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice