過去ログ - 山城「その声……もしかして、時雨なの……?」
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3:名無しNIPPER[saga]
2016/11/10(木) 01:55:26.84 ID:W8lPTLYko
しかし、まだ新興鎮守府のここでは即急に戦艦、空母などの大型艦の錬度を上げて戦力の安定を図らなければならず、駆逐艦を専門に育てる余裕が無いと、頭を下げられてしまった。駆逐艦を軽視している訳ではないその様子から、不満はあるものの時雨は引き下がるしかなかった。


この頃から時雨には目の隈が出来始めた。その可愛らしい顔は少しずつ夏冬の祭りの前の秋雲のように曇ってゆき、彼女の姉妹や遠征部隊が同じになることの多い軽巡たちからも心配されたが、新しく読み始めた本のシリーズが面白くて止められないだけだと嘘の言い訳をするのであった。


その間にも、第一艦隊の戦艦、空母、重巡などの部隊は南西諸島海域を着々と攻略していった。その中には、唯一、初期艦である駆逐艦吹雪の姿があり、海域攻略後に戦艦たちと喜び合う彼女を時雨は遠征帰りなどに何度も見かけ、そのたびに、静かに唇をかみしめるのであった。

 
そして、その夜は来た。


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