過去ログ - 【ペルソナ5】死がふたりを分かつまで【佐倉双葉SS】
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11:名無しNIPPER[saga]
2016/11/11(金) 21:40:00.90 ID:YOv8t40L0

本当は、今も双葉と過ごしていたかもしれない。
自分の傍に身を寄せた時に漂ったシャンプーとは別の甘い香り。
香水を付けることの無い彼女のことだ、鼻腔を擽ったのは双葉自身の香りだろうか。
プレゼントを渡し照れくさそうに微笑む双葉を見た瞬間、背筋をぞくりと甘い痺れが走った。
誰と絆を深めても感じることが無かった強い欲求。
動物としての本能が反応したのだろうか。
庇護欲と恋愛感情の区別がつかぬままに、ただ傍に居たいと付き合うことになった双葉に対して、初めて感じた激しい欲望。
暁のなかの雄が双葉の中の雌を激しく欲した。


双葉が欲しい。

華奢な身体を閉じ込めるように抱きしめて、白い首筋に吸い付いてしまいたい誘惑に目眩を覚えた。
それをすんでのところで堪えたのは、明日のことを思ってだ。




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