過去ログ - 【ペルソナ5】死がふたりを分かつまで【佐倉双葉SS】
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5:名無しNIPPER[saga]
2016/11/11(金) 21:26:25.18 ID:YOv8t40L0


「双葉、待った?」

ブチ公前で待っていると、暁が走ってきた。
白い息を纏わせて軽く肩で息をしている。わたしの為に急いできてくれたんだと思うと、何か大事に思われてる感がメキメキしてきて、ゴキゲンな気分だ。

「そんなに待ってない。でも寒い!!」

「ルブランにいてくれれば良かったのに。迎えに行ったよ」

「早く合流出来るだろこっちのが」

「そうだな。双葉に早く会えるしな」

「ぬぉつ!そういうふ、ふいうちは止めれ!」

「ははっ」

薄く笑って暁がそっとわたしの手を取った。

「…ん?」

その笑顔にわたしは違和感を覚えた。






「おう、おかえり」

「ん…」

出迎えてくれたそうじろうに適当に挨拶するとブーツを脱ぐ。
指に力が入らなくて、足を振り回して強引に脱ぐ。

「夕食は?」

「食べてきた」

「そうか」

「それにしちゃ早かったな」

「買い出し行って、ちょっとダベって来ただけだから」




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