37:名無しNIPPER[saga]
2016/11/26(土) 21:57:40.87 ID:zSaYDRr30
次の日
昼
恭介部屋
38:名無しNIPPER[sage]
2016/11/26(土) 22:04:13.23 ID:4yFfSzgt0
待ってた
39:名無しNIPPER[saga]
2016/11/26(土) 22:21:59.45 ID:zSaYDRr30
恭介「ああ。だっておかしいだろ?真人があんな死に方をしてまだ数日も経たないうちに次は小毬とクドがやられた。偶然にも被害者と容疑者はどちらもリトルバスターズだ。俺が推測するに、近いうちにまた新たな殺人が行われる……それも被害者はリトルバスターズのうちの誰かだ」
理樹「か、考えすぎだ!」
恭介「だったらいいんだ……犯人も俺の疑っている3人のうちの誰かでなく、全く知らない赤の他人ならどれだけいいことか……!」
40:名無しNIPPER[saga]
2016/11/26(土) 22:31:28.13 ID:zSaYDRr30
夜
女子寮廊下
理樹(廊下は静かだった。誰1人横切らない。まあ、それはそれで誰にも驚かれずに済むという事だが……人気がないというのもそれはそれで不気味だった)
41:名無しNIPPER[saga]
2016/11/26(土) 22:35:15.81 ID:zSaYDRr30
来ヶ谷『開いてるよ』
理樹・鈴「「!」」
理樹(アポはとってあるので当たり前だがドアの向こうには確かに来ヶ谷さんがいた)
42:名無しNIPPER[saga]
2016/11/26(土) 23:10:13.71 ID:zSaYDRr30
葉留佳部屋
葉留佳「き、恭介さん……なんですカ?話って……」
恭介「なに、緊張することはない。ただ三枝が大丈夫か様子を見に来ただけだ」
43:名無しNIPPER[saga]
2016/11/26(土) 23:33:22.81 ID:zSaYDRr30
来ヶ谷「やあやあ、2人ともよく来たな。さあそこのベッドに腰掛けたまえ」
理樹「う、うん……」
理樹(たとえ事件がなかったとしても来ヶ谷さんを前にすると緊張する。何から何まで考えが見通されているようで、少しでも隙を見せると僕が心の中で秘めているものを一個ずつファイルに分けて読まれている気持ちになるのだ)
44:名無しNIPPER[saga]
2016/11/26(土) 23:50:58.02 ID:zSaYDRr30
来ヶ谷「それで話とは?」
理樹「ああ、それは……その……」
鈴「………」
45:名無しNIPPER[saga]
2016/11/27(日) 00:11:10.19 ID:k9Kzx3Yp0
来ヶ谷「そうだな。私はまず今あるだけの判断材料で容疑がかかる人物をパッと考えてみた。まずは私を含むリトルバスターズの女性だな。恭介氏はああ言ったが犯人のセオリーとして第一発見者の二木女史を見落としている。彼女も一番疑うべきなのに……おそらく気が動転していたんだろう。そして笹瀬川佐々美。2人に近づけるのはこのくらいだな」
理樹「そ、それで?」
来ヶ谷「そうだな。次に消去法で可能性が低い者を容疑から消していこうか。まず二木君。彼女は第一発見者だ」
46:名無しNIPPER[saga]
2016/11/27(日) 01:18:38.22 ID:k9Kzx3Yp0
来ヶ谷「次に葉留佳君だ。葉留佳君に直接のアリバイはないが、運のいいことに無実を証明することが一つあった。それは事件が起きる10分ほど前に風呂から上がるところを寮長が見ていたということだ。二木女史が言うところによれば2人の飲んでいたココアはまだ温かかった……つまり犯人は事件が発覚する直前に逃げたのだ」
来ヶ谷「だから葉留佳君も排除しよう」
47:名無しNIPPER[saga]
2016/11/27(日) 01:50:54.84 ID:k9Kzx3Yp0
来ヶ谷「最後に美魚君だ。美魚君は簡単だな。何故なら彼女はココアが苦手なんだ。と言っても私しか知らない話だがね」
来ヶ谷「とりあえず彼女も排除して構わんだろう」
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