過去ログ - 高峯のあ「牛丼並……4つでいいかしら?」
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82:☆2/2 ◆AL0FHjcNlc[saga]
2016/11/13(日) 23:11:17.65 ID:A39YavOz0
李衣菜「っ!?」

李衣菜「そ、その肩に担いだラジカセは!?」

のあ「ヨ……ヨー……チェケラー……」

李衣菜「ら、ラッパー!?」

のあ「リ……李衣菜、ヨー李衣菜……、イイカンジの曲リッスンしてんじゃーん……」

李衣菜「えっ!? この距離で漏れた音聞こえてました!?」

のあ「オ……おぉ、そりゃあもう、ハート震えてビート刻むほどかなりキてたぜ……」

李衣菜「あっ!! そ、そうだ!! サイン……じゃなくて、えっと……!!」

李衣菜「あ、あのっ! どうしたら、高峯さんのようにロックになれますか!?」

のあ「わ、私みたいにロックに……? そ、そりゃ……なん、なんつーか、私はロックで、ロックは私みたいなトコあるし……ソノ……」

のあ「言葉じゃなくて……ソノ……、要は、ノリ?」

李衣菜「ノリ……!!」

のあ「も、もうちょっとロックな格好した方がいいかも……その……ほら、もっとシルバー巻くとか……」

李衣菜「シルバー……!?」

のあ「ホ、ホラ……その、シルバー……鎖? 鎖とか、その……束縛的なイメージで……何にも縛られることない自由へのアンチテーゼ……みたいな……?」

李衣菜「アンチテーゼ……!!」

のあ「ジ、じゃあ……ほら、もう私、そろそろ行くから……ちょ、ちょっとどいてネ……」スタスタ

李衣菜「えっ、いま来たばかりなのに!? ってアレっ!? ちょ、えっ……ど、何処に行くんですか!!」

李衣菜「それ、非常用梯子ですよ!?」

のあ「エッ……イヤ……その……私レベルのロックとなると……その、クセになってんの。非常用梯子から出入りすんの」

のあ「シ、新聞の一面に取り上げられてこそ、その……私の中では、ロックみたいなトコがあるから」

李衣菜「!! そ、そうか、高峯さんは存在そのものが非常事態のような人だから……」

のあ「あ……アディオス李衣菜……私達、もうソウルメイトだから……次からは言葉はいらないから……」

のあ「ぁっ」ツルッ


───ヒュンッ!!


李衣菜「……!!」

───ガチャ


夏樹「おーっす。だりー?」スッ

夏樹「…………………………………………………………だ、だりー?」

李衣菜「ひぐっ……うぅっ………、……な、なつきちぃ……」ポロポロ

李衣菜「ロックだあぁ……、なんっていうか、ロックのよくばりセットみたいな人だぁ……」

夏樹「……?」






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【吉野家】

のあ「……アー」グスッ

のあ「…足挫いた……なにやってんだろ……私…」

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