過去ログ - 高峯のあ「牛丼並……4つでいいかしら?」
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◆AL0FHjcNlc
[saga]
2016/11/13(日) 23:11:17.65 ID:A39YavOz0
李衣菜「っ!?」
李衣菜「そ、その肩に担いだラジカセは!?」
のあ「ヨ……ヨー……チェケラー……」
李衣菜「ら、ラッパー!?」
のあ「リ……李衣菜、ヨー李衣菜……、イイカンジの曲リッスンしてんじゃーん……」
李衣菜「えっ!? この距離で漏れた音聞こえてました!?」
のあ「オ……おぉ、そりゃあもう、ハート震えてビート刻むほどかなりキてたぜ……」
李衣菜「あっ!! そ、そうだ!! サイン……じゃなくて、えっと……!!」
李衣菜「あ、あのっ! どうしたら、高峯さんのようにロックになれますか!?」
のあ「わ、私みたいにロックに……? そ、そりゃ……なん、なんつーか、私はロックで、ロックは私みたいなトコあるし……ソノ……」
のあ「言葉じゃなくて……ソノ……、要は、ノリ?」
李衣菜「ノリ……!!」
のあ「も、もうちょっとロックな格好した方がいいかも……その……ほら、もっとシルバー巻くとか……」
李衣菜「シルバー……!?」
のあ「ホ、ホラ……その、シルバー……鎖? 鎖とか、その……束縛的なイメージで……何にも縛られることない自由へのアンチテーゼ……みたいな……?」
李衣菜「アンチテーゼ……!!」
のあ「ジ、じゃあ……ほら、もう私、そろそろ行くから……ちょ、ちょっとどいてネ……」スタスタ
李衣菜「えっ、いま来たばかりなのに!? ってアレっ!? ちょ、えっ……ど、何処に行くんですか!!」
李衣菜「それ、非常用梯子ですよ!?」
のあ「エッ……イヤ……その……私レベルのロックとなると……その、クセになってんの。非常用梯子から出入りすんの」
のあ「シ、新聞の一面に取り上げられてこそ、その……私の中では、ロックみたいなトコがあるから」
李衣菜「!! そ、そうか、高峯さんは存在そのものが非常事態のような人だから……」
のあ「あ……アディオス李衣菜……私達、もうソウルメイトだから……次からは言葉はいらないから……」
のあ「ぁっ」ツルッ
───ヒュンッ!!
李衣菜「……!!」
───ガチャ
夏樹「おーっす。だりー?」スッ
夏樹「…………………………………………………………だ、だりー?」
李衣菜「ひぐっ……うぅっ………、……な、なつきちぃ……」ポロポロ
李衣菜「ロックだあぁ……、なんっていうか、ロックのよくばりセットみたいな人だぁ……」
夏樹「……?」
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【吉野家】
のあ「……アー」グスッ
のあ「…足挫いた……なにやってんだろ……私…」
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