過去ログ - 鷺沢文香「二人の間通り過ぎた風は」
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32:名無しNIPPER[saga]
2016/11/16(水) 17:54:57.79 ID:h3Y5LuhA0
文香「私がバイトしてる古書店は、いつも閑散としていますから……勿論、叔父の経営方法や、来てくださるお客さんを古いと言っている訳ではありませんが……」
P「……」
文香「今現在の私を応援してくださっているファンの皆さんにも、とても感謝しています。でも、もっと……」
P「――鷺沢さん」
文香「……は、はい(真剣な顔のプロデューサーに、ちょっとドキッとしてしまいました)」
P「焦らなくて大丈夫です。確かに、人は目新しいものや一見派手なものにすぐ目移りしますが……その興味はあまり長く続くものではありませんよ」
文香「そう……でしょうか」
P「はい。実力や質が伴っていなければ、案外人はすぐ離れるものです。それに、そう行った派手さや新しさを売りにした手法は、延々とそれを続けなければならず……そう何年も続けられるものではありませんよ」
文香「……そうかも、知れませんが……」
P「そういう手法を続けられる例外もいるでしょうが……ですがやはり私は、鷺沢さん自身の魅力を中心に、プロデュースして行きたいと思っています」
文香「……プロデューサーさん……」
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