過去ログ - 小町「お兄ちゃん」
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8:名無しNIPPER
2016/11/17(木) 00:04:03.93 ID:GrHOvZzd0
パジャマ売り場に近づくと小町が笑顔で待っていた。

「ねえねえお兄ちゃん、これとこれ、どっちがいいかな?」

小町が両手に持ったパジャマを俺の前に突き出してくる。

「どっちも似合ってるぞ」

「もう、ちゃんと考えてよ!」

「せーんぱーい!」

後ろから一色の声とヒールが床をける音が聞こえる。いや何で追ってきてんの。

「何なのお前、さっきそれとなく別れたじゃねえか」

「いやー折角ですし、先輩にパジャマ選んでもらおうかなって」

何言ってんのこの子。そういうのは葉山に頼めよ。
というのが顔に出たが一色は笑顔を崩さない。

「え!?じゃ、じゃあ小町も!お兄ちゃんが小町に1番似合うと思うの選んで!」

嘘だろ…。逃げ場が完全に封鎖されてしまった。
だがこうなった以上男八幡腹をくくるしかない。

「………分かったよ、じゃあちょっと待ってろ」

そういってパジャマ売り場の方を向く。うわめっちゃ種類あるじゃねえか…。
だが言ってしまったものは仕方ない。俺は無いセンスを振り絞り選別を始めた。




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