15: ◆ULuwYLs/ds[saga]
2016/11/18(金) 19:12:40.17 ID:GyAl+0mHo
「台風といえば、大丈夫でしたか?」
寮にいた私たちとは違って凛ちゃんは自分のお家(だからここになるのかな?)に居た訳だからこうして会うのは一週間ぶりになる。
16: ◆ULuwYLs/ds[saga]
2016/11/18(金) 19:21:30.12 ID:GyAl+0mHo
「いいのあった?」
「ひゃあっ!」
17: ◆ULuwYLs/ds[saga]
2016/11/18(金) 19:28:47.78 ID:GyAl+0mHo
「んーとね。あぁ、ここには無いんだけどもうすぐこれが届くけど、どう?」
凛ちゃんが指をさしたところを見てプロデューサーさんはなるほどと呟く。
18: ◆ULuwYLs/ds[saga]
2016/11/18(金) 19:34:58.64 ID:GyAl+0mHo
凛ちゃんのお店から離れて、噴水の見える公園のベンチへと腰かける。
すっかりと空は秋のものになっていて、周りの木々も少しずつだけど色づいている。
19: ◆ULuwYLs/ds[saga]
2016/11/18(金) 19:40:15.17 ID:GyAl+0mHo
「肇の実家はやっぱり秋になると紅葉が綺麗なのか?」
ふと、思い出したようにプロデューサーがどうなの? と尋ねる。
20: ◆ULuwYLs/ds[saga]
2016/11/18(金) 19:52:50.89 ID:GyAl+0mHo
ーーーーー
ーーー
21: ◆ULuwYLs/ds[saga]
2016/11/18(金) 19:55:03.99 ID:GyAl+0mHo
額から汗のしずくが垂れ落ちていくのが分かる。
それをなんとか、作務衣の袖でぬぐい、深く息を吐く。大丈夫、もう少し。
22: ◆ULuwYLs/ds[saga]
2016/11/18(金) 20:01:37.59 ID:GyAl+0mHo
「できたか?」
「ひゃあっ!」
23: ◆ULuwYLs/ds[saga]
2016/11/18(金) 20:08:32.29 ID:GyAl+0mHo
ふふっていつものように笑おうとして笑えなくて少し困る。
確かに意地悪な聞き方をしたのは私だけれど、もっと、なんだか……こう、ね?
24: ◆ULuwYLs/ds[saga]
2016/11/18(金) 20:15:15.75 ID:GyAl+0mHo
「どした?」
「なんでもありません」
25: ◆ULuwYLs/ds[saga]
2016/11/18(金) 20:20:40.38 ID:GyAl+0mHo
「何回来てもここの窯は凄いなぁ」
目の前にある大きな登り窯のことを褒められると自分自身のことのように嬉しくなってしまう。
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