過去ログ - ありすは激怒した。 プロデューサーをぎゃふんと言わせねばならぬと決意した。
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◆E055cIpaPs
2016/11/20(日) 12:55:11.32 ID:qqktYKOO0
一人、自分だけに聞かせるつもりでこぼした言葉に応える声があった。
「そんなことはない!シャキっとせんかい!」
「巴さん!」
突然聞こえた友人の声に、ありすはびっくりして振り向いた。
「事情は聞いとる!車を回しとるから付いて来いや!」
「ありがとうございます、巴さん。これで文香さんに申し訳が立ちます。あと......できればごみ袋を下さい。これを捨ててしまいたいので」
「いや、その必要はない」
前にも言ったじゃろ、お前のそれは天才の仕事じゃ。
そうかっこよく告げてた巴にそのまま黒塗りの車に乗せられ、ありすは疾風の如く事務所に飛び込んだ。間に合った。
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