過去ログ - 安価とコンマで、昨今のアイドルブームに乗りたい【其の十三】
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◆WavyZHXNoU
[saga]
2016/12/04(日) 10:27:35.90 ID:fcxNjQwH0
〜嫉妬だったりそうじゃなかったり?〜
聖羅「あら、零くん…ほっぺに何かのカスがついてますよ」ヒョイッ
零「え、あっ……あ、ありがとうございます…」
聖羅「どういたしまして」ニッコリ
零「っ…///」カァァッ
聖羅「あら? どうかしましたか?」
零「な、何でも…ないです…」
バァンッ
タカシ「何でもあるよっ!!」
零「えっ?」
聖羅「あら、タカシくん。どうしたんですか?」
タカシ「今のはね、不意打ちでせーらに顔を近づけられて、しかもほっぺについてたのを取ってもらえちゃって、何か照れちゃったんだよ!!」
聖羅「そうだったんですか? ふふっ…かわいいですね」
零「あぅ…」
タカシ「それが問題なんだよっ!」
零「…?」
聖羅「何が問題なんですか?」
タカシ「かわいいと言えば、そう、この僕っ! なのに、零くんが何か色々とみんなにちやほやされてる気がするぅ〜! 僕にもかわいいって言って〜!」
聖羅「あらあら…タカシくんはお兄さんなんですから、そこは譲ってあげていいじゃないですか」
タカシ「ぶーぶー、僕は手がかかる子なんだもーん、だからかまってもらいたい〜。零くんばっかりずーるーい〜」
零「かわいいってより…単にうざいだけじゃ…?」ボソ
タカシ「あーっ、今、うざいって言ったぁー! うざいって、うざいって言ったぁー! いけないんだー、いけないんだー、そうやって人の傷つくこと言ってー!」
零「っ…」
聖羅「あ、あらあら…。でもついうっかり、口が滑っちゃうこともありますからね」
タカシ「確信犯ですぅー、絶対に聞こえなさそうに呟いた風に聞こえるように言いましたぁー」
零「そんなことないです…」
タカシ「言い逃れだー! あーあー、言い逃れだぁ〜そうやって罪を否定するほど、後で引き返せなくなっちゃうんだぞっ!?」
タカシ「じょーじょーしゃくりょーの余地がなくなっちゃうんだぞぉー!? それでいいのかぁー!? いや、良くはなぁーい!」
タカシ「僕はここにっ、SSプロ、真にかわいい系男子決定戦の開催を要求するぅーっ!!」
バンッ
巌「うるっさいわ、タカシぃいいいいいいっ!!」
タカシ「うひゃあああっ!? な、何っ、間野っち? あ、もしかしてー、僕の応援? ご苦労さ――」
巌「周り巻き込むバカ騒ぎばっかしとらんで、今度の自分のコンサートの話し合いのことでもせえっ! また叩きもなしに会議に行って時間浪費するんはごめんじゃっ! ええのうっ!?」
タカシ「ええええ〜っ!? 今、それより大事なこと――」
巌「文句言わんでキリキリ働かんかぁっ!!」クワァァッ
タカシ「うわああんっ、ごめんなさぁああ――――――――いっ!」ピュゥゥー ←逃げた
零「……」
聖羅「……行っちゃいましたね〜」
零「…何がしたいのか分からない……」
聖羅「ふふっ…きっと単に零くんと仲良しさんになりたいだけですよ」
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