過去ログ - 渋谷凛「GANTZ?」　その2 -SS速報VIP

過去ログ - 渋谷凛「GANTZ?」　その2

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384:名無しNIPPER[saga]
2017/01/15(日) 00:33:42.30 ID:w9RH3Q7R0
私が部屋に入ると、部屋には誰もいなかった。

カーテンは閉められて、さらにシーツをカーテンに重ねていて光があまり差し込んでいない、部屋の中は薄暗くて視界が悪い。

電気をつけようと思ったけど、手を止めた。

以下略

385:名無しNIPPER[saga]
2017/01/15(日) 00:35:39.20 ID:w9RH3Q7R0
凛「な、奈緒？　手が見えたよ？」

何故か声を出して、私はベットの下を覗き込む。

さっきから心臓の音が激しい。

以下略

386:名無しNIPPER[saga]
2017/01/15(日) 00:37:13.70 ID:w9RH3Q7R0
そこにいた存在を視界に入れて私は完全に凍りついた。

元は白だったのか、赤黒い染みでボロボロになったワンピースを着た女がいる。

ボサボサの髪が顔を覆っていて顔が見えない。

以下略

387:名無しNIPPER[saga]
2017/01/15(日) 00:38:54.23 ID:w9RH3Q7R0
ガチガチと歯を鳴らしている私に、私の目の前の真っ白な女はクスリと笑い始めた。

私の後ろからも笑い声が聞こえる。

そこでようやく気が付く。

以下略

388:名無しNIPPER[saga]
2017/01/15(日) 00:41:00.38 ID:w9RH3Q7R0
奈緒「ごめんな、こんなに凛が驚くって思わなくて本気で演技しちゃったよ」

凛「ほ、本当に怖かったんだけど……そ、その手とか、顔とか、どうやって……」

奈緒「ああ、この爪はネイルだよ。加蓮の特技の一つ、すごいリアルだろ？」

以下略

389:名無しNIPPER[saga]
2017/01/15(日) 00:42:15.77 ID:w9RH3Q7R0
加蓮「そんな感じで、アタシは誰かを監視するって経験があるから、凛の事を追っている記者も監視するよ。それで何か動きがあったら凛に連絡する。そうすれば、凛も少しは気が楽でしょ？」

凛「確かに、今見られているんじゃないかって考えないだけでも気分は楽かもしれないけど……それをやるのって加蓮だよね？　流石に私の為にそこまでしてもらうのは……」

加蓮「アタシだけじゃなくて、奈緒も一緒にやるから大丈夫。ね、奈緒？」

以下略

390:名無しNIPPER[saga]
2017/01/15(日) 00:42:43.25 ID:w9RH3Q7R0
加蓮「ま、凛は大船に乗ったつもりでいればいいよ。凛が困ってるのに見て見ぬフリはできないからね」

奈緒「そうそう、あたし達が凛を守ってやるからな！　凛はあたし達に任せてドーンと構えていればいいんだ！」

と、私の事を思って言ってくれる。

以下略

391:名無しNIPPER[saga]
2017/01/15(日) 00:43:12.84 ID:w9RH3Q7R0
今日はこの辺で。

392:名無しNIPPER[sage]
2017/01/15(日) 00:47:25.29 ID:Z3AZjyeu0
奈緒が引き金を引けなかったってのは凛との対比になってるのかな
もちろん打たれた直後の反撃とほとぼりが覚めたあとの復讐じゃあ状況も違うが
乙

393:名無しNIPPER[sage]
2017/01/15(日) 01:13:23.11 ID:Y7ujqOTc0
乙

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